塾のバイトはホワイト/ブラック?求人や面接で見極めるコツ!

アイキャッチ_塾講師ブラック

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塾講師のアルバイトを始めるなら、

塾のバイトはホワイトなバイトか、ブラックなバイトか気になるところです。

 

ホワイトかブラックかは教室に寄ります。

 

最終的には塾講師のバイトを始めてみないとわからないのですが、

求人や面接のときにある程度見極めることはできます。

 

この記事では、

塾の先生のバイトを始める前に、

求人や面接でからブラックなバイトかを見極めるコツを紹介します。

 

わたしは学生時代に4年間、塾講師のアルバイトをしていました。

 

周りの大学生もほとんど塾講師のアルバイト経験者。

ホワイトな学習塾もあれば、

ブラックですぐに辞めたという塾もありました。

塾のバイトでホワイト/ブラックを見極めるの基準

まず塾のバイトにおいてホワイトかブラックかの基準を考えてみます。

【ホワイトな塾講師のバイト】

 

・塾の人間関係が良い

 

・比較的自由にシフトが組める

 

・担当外の教科を任されない

 

・すべての作業で時給が発生する

 

・塾長(社員)の仕事と塾講師の作業分担が明確である

 

【ブラックな塾講師のバイト】

 

・塾の人間関係が悪くてストレスを感じる

 

・無理やりシフトを入れられる

 

・担当外の科目でも担当させられる

 

・時給が発生しない作業が多い

 

・塾講師の仕事以外(社員がやるべき仕事)もやらされる。

 

ブラックな塾のバイトに入ってしまうと、

塾のバイトを中心とした生活を強いられます。

 

保護者対応や事務作業などの塾講師以外の仕事が増え、

更に時給が発生しなかったり安かったりすることもあるので、

「イメージと違った!ブラックだ!」と感じる確率が高くなります。

 

求人から塾講師のホワイト/ブラックを見極めるコツ

塾講師の求人は時給の高さが目につきます。

 

ここは落ち着いて、

授業以外の時間について時給の扱いがはっきり書いてあるかを確認しましょう。

 

求人の給料の記載は、1コマ(80~90分)いくらで書かれていることが多いです。

 

求人の記載例:1コマ(90分)で2400円~

時給にすると1600円なので、

時給2400円でないことに注意します。

 

また、他のアルバイトと違い、

授業の数分前に行って、授業が終わればすぐ帰れるというわけではありません。

 

授業の準備や授業後の報告などがあります。

 

事務作業の時間に給料が発生するか発生しないか、

発生するなら時給はいくらなのか、

というところをきちんと明記されているところは優良なバイト先と言えます。

 

普通は授業の時給よりも準備中の時給のほうが安いです。

(授業は時給1600円、事務作業は時給1100円など)

 

反対に授業以外の作業について特に触れられておらず、

時給の高さばかりを強調しているような求人の場合は、

応募するにしても面接時にしっかりと確認しましょう。

 

授業外の作業がどのくらいあって、その時間に時給が発生するのかは、

絶対に確認しておきたいポイントです。

 

授業の準備はどのくらいかかる?

集団塾か個別指導塾かで異なりますが、

集団の授業の方が準備には時間がかかります。

 

集団の場合は少なくとも30分程度、個別でも10分程度は必要です。

授業範囲の予習、授業で使うプリント類の準備などがあります。

(担当する科目、授業範囲の難易度にも寄ります)

 

授業後の作業については、

授業で使ったテキストなどの後片付け、次回の確認テストの作成、

保護者への報告書の作成など。

 

私は個別指導塾でバイトをしていましたが、

1コマあたり最低10分は準備時間に使っていました。

(1コマで2人の生徒を見ます)

 

もし1日で3コマ授業する場合は6人分の予習が必要なので、

30分ほど準備時間を使っていました。

 

報告書や確認テスト作りは1人10分ほど。

授業以外の時間なので時給は発生しません。

 

授業の時給は1500円ほどでしたが、

労働時間で考えると時給は1000円から1200円程度だったと思います。

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面接時にホワイトかブラックを見極めるコツ

面接時は実際の教室を見学できるチャンスです。

 

生徒と先生の関係や先生同士の関係をよく観察し、

気になることは聞きにくくてもすべて聞いておきましょう。

 

ヘルプで系列の学習塾にいくつも行きましたが、

同じ系列でも教室によって雰囲気はまったく異なります。

 

何を見たら良いか分からない場合は、下記を参考にしてくださいね。

 

・授業以外でも生徒に声かけをしているか

授業を受けている生徒以外にも、自習スペースで勉強している生徒がいます。

 

生徒達にも適宜声をかけたり、目を配っている教室は、

塾講師たちのモチベーションが高い教室である可能性が高いです。

 

利益だけを追い求める塾やお金を稼ぎに来ているだけのアルバイト講師が多いと、

あまり生徒と先生の関係は親密になりづらいです。

 

担当外の生徒でも名前を知っている、気軽に先生に話しかけている学習塾は

雰囲気が良いと言えます。

 

・アルバイトの先生同士の関係が良い

生徒の様子や授業で得たことなどを積極的に情報交換する学習塾は、

先生同士の人間関係が良いです。

 

ただ雑談していればいいというものでもありません。

 

授業に全然関係ないことを休憩時間ぎりぎりまで楽しくおしゃべりしているのは、

不真面目な先生が多い可能性もあります。

 

・シフトや担当科目、時給は絶対に聞いておく

求人情報を鵜呑みにするのではなく、

疑問点はしっかりと確認しておきましょう。

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塾講師を始める前に確認すべきこと

塾で働くか決断する前に、下記に疑問はないか確認しましょう。

 

・シフトの調整の仕方

(何日前までに希望を出し、確定したシフトは何日前から見られるのか)

 

・週何コマぐらい入れるのか

 

・自分は何の科目を担当するのか

 

・担当外の科目は教える可能性はあるのか

 

・授業以外の作業で時給は発生するのか

 

・授業以外の事務作業はどのぐらいの時間がかかるのか

 

・保護者の対応は発生するのか

 

全て明確に答えてくれる塾長なら信用できます。

 

曖昧な答えしか得られない場合は、

予定外にたくさんのシフトに入れられたり、

担当以外の科目を担当させられるかもしれません。

 

もし不安があるなら、

バイト先を決定するのは見送った方が良いでしょう。

 

学習塾のアルバイトはたくさんあります。

ぜひホワイトな塾のアルバイトを探してみてくださいね。