なすみの日常ブログ

アラフォー独女のぼっち生活

目標はダンボール20箱分

f:id:nasumiblog:20210104104907j:plain


数日前からマンションの廊下に引越屋さんの名前の入った段ボールが置かれています。

なんとなく、私のお隣さんが引っ越す気がします。

私がダンボールを見て思ったのは自分の荷物のことでした。

私は引っ越すときにダンボール20箱に自分の荷物がおさまることを目標にしています。

(衣類収納ケース等、もともと自分で持っている収納ケースに入っているものを除いて。)

なぜ20箱かというと、単身での引っ越しだととりあえず20箱引越屋さんからダンボールをもらうからです。

過去の引越ではこの20箱にはおさまらず当日に数箱追加してもらって詰めました。

現時点では引っ越す予定はありませんが次こそは収めて見せると思っています。

 

ちょっと前に断捨離とかミニマリストとか流行しました。

私も何もないがらんとした部屋にあこがれたときもありました。

でも、あれは無理だなとすぐに思いました。

自分の選んだものに囲まれて生活することが好きだし、安心するから。

 

しかし、荷物の量は減らしたいなと思っています。

就職して自分が自由にできるお金ができてから好きに使ってきました。

主には洋服や靴、カバン、あとは日常生活に必要ない雑貨です。

はじめに住んでいたのは16平米くらいの狭い部屋でした。

荷物も増えたので数年後に27平米くらいの部屋に引っ越しました。

ほぼ倍くらいになったのにその部屋からも荷物があふれました。

あの狭い部屋にどうやってこれだけの量を詰め込んでいたか自分でもわかりません。

それから、引っ越すときに荷物が多すぎると大変だから荷物を減らそうと考えるようになりました。

 

あと、捨てられない人にむけての言葉に気づかされたこともあります。

それは「あなたが死ねば全部ゴミ」という言葉。

まさにその通りって思ったのです。

私にとっては大切なものでも他人にはいらないものになってしまう。

 

私が以前働いていた職場の先輩の話です。

先輩には弟さんがいたのですが病気のため亡くなられたそうです。

弟さんは独身で単身者が住むような賃貸物件に住んでいたそうです。

先輩は4人兄弟だったので他の2人の兄弟とその部屋を片付けに行きました。

片付ける前は人一人分の荷物を片付けるのはとても大変だろうと思っていたそうですがやってみたら意外と楽だったと言っていました。

弟さんは荷物の量がもともと多くなくゴミをためているわけでもなく普通に暮らしていたようです。

意外と楽だった理由の一番は、遺品をほぼすべて捨てたからだそうです。

とっておきたいものもなかったので3人でどんどん捨てたと言っていました。

数日かかると思っていた作業も1日で終わったそうです。

 

これを聞いてあの言葉の通りだと思いました。

そうか、私が死んだら私が大切にしていたものもゴミ袋にぎゅうぎゅうに詰められ捨てられる。

ゴミとして捨てられてしまうくらいなら自分で適切に処分しておきたいって思うようになりました。

 

もう着ないけれどまだきれいな服や靴は売ったりリサイクルへ出したりしました。

雑誌付録も気が付けばダンボール1個分くらいにたまっていたので半分くらいは売りました。

なんとなくとっておいた書類なども半分くらいデジタル化しました。

まだまだ減らす余地はあります。 

しかし、なかなか手放せない。

だって、あれもこれも思い入れがあるものばかり。

もう使わないけれど捨てたくないものもたくさんあります。

困る。

 

この記事をきっかけにもう一度いろいろ引っ張り出して吟味するのもいいかも。