FF

「ファイナルファンタジーⅡ」たたかう→Bボタン→たたかう→Bボタンを、ボクらは修行と呼んだ。

有名RPGが畳み掛けるように発売してるぜ!

さてはて、「ファイナルファンタジー」のシリーズ全作解説ですが2作目です。

発売日は、1988年。1作目の翌年です。今と比べると開発の早さよ。

同年の2月に「ドラクエ3」が発売。その後、12月に今作が出ています。

「ドラクエ3」は行列が有名ですが、「FF2」はマニアックな人気という感じがありました。

発売当時の様子(出展:YouTube動画)

初チョコボ、初飛空艇、そして斬新すぎるシステム!

「FF2」は、初めてづくし! シリーズでその後、定番となるチョコボ、飛空艇が初登場します。

ちなみに、チョコボのBGMが今聴くと結構短くて、長く移動に使っていると、なんか繰り返しが多いなという感じの気分になったのを覚えています。
BGMで言うと、フィールドが名曲なんですよね。物悲しい曲調で、これはぜひ聞いて欲しい。

斬新すぎるシステムに関しては、レベルがない! 戦闘の行動によって、能力が変化していく。たとえば武器をふるえば攻撃力が上がる、魔法を使えば魔力が上がる、ダメージを食らうとHPが上がる。
でも、イマイチ小学生には分かりづらかったなあ。
あと、バグ技っぽいんですが、仲間を殴ってHP上げたり、攻撃を選択→キャンセル→攻撃を選択→キャンセルを繰り返して攻撃力上げたり、本道でないやり方で、効率的に成長させていました。当時のゲームにありがちなんですが、普通に進めていただけだと、全然強さが足りないうえ、なっかなか強さが上がらない。
ボクらは、このバグ技による成長を「修行」と呼んでいました。

フィールドは右上と左下でつながっている。

とにかく物語が重厚!

ゲーム自体の難易度は高かったですね。最終ダンジョンとか、長いうえに、エンカウントしがちなモルボルの、くさい息による状態変化が強烈すぎて、全滅しまくったのを覚えています。「ドラクエ2」のロンダルキアへの洞窟に張り合っていたのか?

それでも、なんとかクリアしましたよ。(生涯で1度だけですが)

難易度に耐えられたのは、物語の重厚さにありました。

有名なところで言うと、ゲーム冒頭では、いきなり戦闘で始まり、パーティが全滅するところから始まります。全滅するとすぐ分かるのですが、主人公たちは敵対することになる帝国の黒騎士に襲われたところでした。
物語の中に、放り込まれた感じ。ゲームじゃなくて、ちゃんと物語だ!!

お城から始まったり、何の説明もなしにフィールドマップでプレイアブルキャラが立っている状態から始まったりするのが、普通の時代です

感動しましたよね~。

仲間になるキャラクタの死とか、最強魔法アルテマ(弱いけど)の獲得とか、ドラマティックな展開が続き、ラスボス「皇帝」との闘い! この物語の果てになにがあるのか、難易度が高くても見たくなるじゃないですか!

初めてラスボスまで行きついたときの、戦闘シーンでの皇帝の大きさたるや!!

(でも、エンディングは、すっごくあっさりでしたが。。。)

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