ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

じーじの意思確認

2021年01月18日 | 両親の介護
今日はじーじのこれからについての
カンファレンスがありました。

予定では
ドクターと地域連携室のナースと
ケアマネと施設のナースが
同席してくれることになっていたのですが

思いがけず
施設の責任者も出席してくださいました。

じーじの病状は
入院の時に撮ったMRIには
脳梗塞は見られませんでしたが
一週間後に再度MRIを撮ったら
左の脳に梗塞を起こした痕が
写っていました。

右半身が動かなかったのは
やはり一過性の脳梗塞のせいだったと
ハッキリしました。

嚥下については
あまり進展はないようで
ムース状の食事を2・3さじしか
食べられなくて
あとは、水分と少しだけの栄養を
点滴で入れているそうです。

そして、一週間ほど前から
胆のう炎を起こしていて
今も微熱が続いていて
抗生剤の点滴を受けているそうです。

他にも腎臓も弱っているし
肺はアスベストで傷だらけ
心臓は肥大して
胸水も溜まっている。

満身創痍の状態だといわれました。

MRIの画像やレントゲンの写真を
みんなで観ているところに


思いがけず
じーじが車いすに乗って登場です。(笑)

体調が良ければ連れてこれるかもしれないと
聞いていましたが
ビックリしました。

痩せていましたが
しっかり座っていました。

「tomiだよ?!わかる?」
と、言ったら
頷いてくれて

「お見舞いに来れなくてごめんね!
外は病気が流行っていて
病室に入れないんだよ・・・」
と、言ったら

「分かってる!!」
と、答えました。

あぁ、まだしっかりしている!!
そう思いました。

でも、息遣いが荒くて
ハァハァ言って
手が震えていました。


その後、話は
退院した後、
どうするかという事になりました。

施設にもどるか・・・
緩和医療の病院に転院するか・・・


まずはじーじの希望を
聞くべきだと思ったので

「お父さんは、熱が下がったら
どこに帰りたい?
施設に戻りたい?」

と、聞いたら
つよく首を縦に振りました。

そうか・・・
お母さんの所に帰ろうか?!


これで、私の気持ちも固まりました。


施設の責任者の方も
医療体制は万全とはいかないけれど
施設でできることはやろうと
言ってくださって

ドクターと
施設でできる医療体制について
話を詰めてくださいました。


施設に戻れば
医療的には心配な事もあるけれど

転院をすれば
たぶん、最後まで家族には会えないと思う!
本人が希望をしているのであれば
奥さんがいる施設に戻った方がいいと思う。

と、ドクターも言ってくださって
胆のう炎の治療が終わり次第
退院をして施設に戻ることになりました。


その後の医療については
今までも往診でお世話になっている
ドクターにお願いをすることになり

ケアマネと施設の看護師が
一日の介護と医療のスケジュールを
組んでくださることになりました。

そして、
訪問看護師と
介護へルーパーや
必要な介護用品などを
手配してもらう事になりました。

またこれからが
大変だと思うのですが
じーじの最後の願いをかなえるために
周りの方に力を借りながら
最後の親孝行をしたいと思います。

=END=


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