大人の趣味ピアノ③ ディプロマ試験

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こんにちは!2度目のロックダウンをいかがお過ごしでしょうか?今回のロックダウンはかなり緩めなので、私の生活はほとんど変わっていません。しかも巷では、12月になればロックダウンは終わって楽しいクリスマスが待っているかのような雰囲気です。

そんなんでいいのかな~と思いつつ、フェイスブックの広告に釣られて、シャードの半額チケットなんてのをポチってしまいました。11月26日までに買うと通常30ポンドの入場料が15ポンドなのです。その代わり、いつシャードが再開するかは不明。。。?

フェイスブックの広告と言えば、私がグーグル検索やアマゾンで見ていた商品がすぐに出てくるのには、もう慣れっこになっています。しかし先日、私が検索したわけでもない商品の広告が出ていて、最初は特に不思議だとは思わなかったのですが、数日後にそれが旦那がポチっていた商品だと判明し、ちょっと怖くなりました。同じパソコンを使ってるわけでもないのに、なんで分かるんだろう?家庭内ネットワークでバレてるのかなあ?


さて本題に行きましょう。多分、もう誰も覚えていないと思いますが、かつて私が「大人の趣味ピアノ」というお題で書き始めたシリーズが2回で止まっていました。始めたときは、盛沢山になる予定だったのに何故?

大人の趣味ピアノ①
大人の趣味ピアノ②音楽フェスティバル

多分、日々の私の練習記録とか、数えきれない程ある、これが出来た、あれが出来ない、という私のピアノの悩みなんか、私以外の人間にとってはどーーーーでもいいことだからでしょう。

でも、先日とあるピアノの試験に合格しましたので、それだけはご報告させて頂きたいと思います。おめでとう、ふあにゃん!?

ロックダウンで直前中止になり、一旦は諦めかけたものの、録音受験が可能になったので再チャレンジ出来ました。今となってみては、コロナのお陰で普段出来ないくらいの練習量を確保出来たのが良かったと思います。

さて、ピアノの試験と言っても、いろいろあります。普段よく耳にするのが1から8まであるグレード試験。ピアノを習っているお子さんは、大抵これを受けています。そして、このグレードがどの段階かで大体のレベルが分かるのですが、これは絶対ではありません。グレード5を取得している子が、グレード1に受かったばかりの子よりも上手なのかというと、必ずしもそうではありません。

試験というものは、どんなものでもそうですが、ある一面を評価したものに過ぎません。良い点が取れたのは単に運が良かっただけかもしれないし、悪い結果だったからと言って、その子が音楽に向いてないというわけでもありません。

むしろ音楽的に優れた才能を自然に持っている子は、試験の枠にハマることを好みませんし、音楽的な才能があまりなくても努力する子は、試験で良い結果が出せたりします。

なので、私は試験の点数とか、グレードとかに拘るのは好きではないのです。と言いつつも、自分が試験を受けてしまいました。言ってることとやってることが真逆だって?すみません。

なぜかと言うとそれはやはり、試験が目標設定になって自分に練習を課すことが出来るからです。私が受けた試験は、グレード試験の更に上に位置するディプロマです。グレード8までがアマチュアの資格ならば、ディプロマはプロフェッショナルの資格と言われています。

とは言っても、実際にディプロマを取る人はアマチュア・ピアニストとか、音大受験前の学生さんです。だって、プロは既に音楽大学を卒業して学位を取っているのが当たり前なので、そんなもの必要ないからです。ディプロマを取ったらプロのピアニストになれるほど世の中甘くはありません。

ディプロマには3段階あり、一番上位のディプロマは、プロフェッショナルに近いレベルと言えるでしょう。一番下位のディプロマでも、ピアノを教える立場にいるのであれば、最低限持っていたい資格です。

ちなみに3段階と言いましたが、最大手のABRSMでは最近、新しくエントリー・レベルを作って4段階になっています。各段階の目安レベルはこんな感じ。

  • Associate:グレード8とDiplomaの中間(RQF Level 4)
  • Diploma:音楽大学1年目レベル(RQF Level 4)
  • Licentiate:音大4年目レベル(RQF Level 6)
  • Fellowship:音大大学院レベル(RQF Level 7)

ABRSMのディプロマについて詳しくはこちらをご参照下さい。

その他の試験機関では普通、Associate, Licentiate, Fellowshipの3段階です。音楽大学〇年目レベルなんて言っても、どこの音楽大学かによってレベルは全く違いますよね。もちろん世界有数の音楽大学でないことは明らかです。

ディプロマを取ることは、ある程度弾けるアマチュア・ピアニストにとっての大きな目標です。だいたい30分~1時間くらいのプログラムを自分で作って疑似リサイタルとして演奏します。いや~しんどかったです。でも終わって良かった。試験の過程でたくさん勉強出来て、前よりも上手くなったような気がします。これで人生思い残すことはないです。。。

で、どのディプロマに合格したのかって?それはご想像にお任せしておいて、「大人の趣味ピアノ」シリーズはこれにて終了とさせていただきま~す♪ ああ、短かったな。。。


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About the Author: ふあにゃん

趣味でピアノを弾いていたら知人から教えてほしいと頼まれたのがきっかけで、いつのまにか職業になってました。東京都出身、在英20年超、ロンドンの南の端っこ在住、常に貧乏。好きなテレビ番組は「5時に夢中!」。

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