おはようございます。みわです。
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連休最終日、いかがお過ごしですか?
私は昨日は、NHKスペシャルドラマ【こもりびと】
を見て、ボロボロ泣きましたわ。。
ドラマだけど、ドキュメンタリー要素もあり、
とても現代の世の中に刺さるドラマでした。
以降ちょっとネタバレ要素アリです。
(24日の再放送を楽しみにしたい方は、是非放送後に来てね。)
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教師として勤めあげた、厳格な父と
その期待に応えられず、動けなくなった息子。
この二人の、数年間のやり取りがね・・、
過去の自分と息子を見ているようで
ちょっと胸がギュッとなる場面もありました。
そして、親子でありながら、互いになかなか分かり合えない、
何とも言えぬ切なさ、もどかしさ・・・。
単発のドラマでしたが本当によく描かれてました。
引きこもる息子を演じた松山ケンイチさんの言葉で
印象的だったのが、
「周りはみんな就職したり、結婚したりする中、自分だけが時が止まっている。焦る気持ちはある。ずーっと何年も、夏休み最終日に宿題が終わっていないような気持ちで過ごしている・・・。」
ちょっと正確なセリフは覚えていないけれど、
そんな様なことを吐き出すシーンがありました。
きっとこれ、引きこもりになっていなかったとしても
不登校のお子さんの多くが、実は感じている思いなんじゃないかな。
見た目はゴロゴロ、一日中スマホばかり・・だとしても
心の中は、焦りや不安や、罪悪感でいっぱい。
どうにかしたいけど、どうにも動くエネルギーがない・・。
そんな状態で、親からもヤイヤイ言われ続けたら
どんな精神状態になるか・・・。
それから、「こんな自分が生きてる価値があるのか・・?」
この言葉も、このドラマのキーとなるセリフです。
長年、息子のありのままを受け入れるということ、
存在そのものの認め方、愛の与え方を知らなかった父親が
最後の最後に残された時間で、全力で
これまでの時間を取り戻すように息子を受け入れようとする、
本当に大事なことに気付いていく、その姿には
これまた自分と重ねて、バリバリ感情移入してしまいましたね~
涙なしでは見られませんでした。
多くの当事者、そして当事者になる前の親子に
見てもらいたいなと感じたドラマでした。