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親という生きものは、

 

 

子どもに幸せになってもらいたい。

そう願わずにいられない。

 

 

それはもう、本能レベルの、

ゆるぎないモノですよね。

 

 

でも、その幸せになってもらいたい、という強い思いが、

 

 

どうしても自分と子どもの境界を曖昧にしてしまいがち。

 

 

自分自身が学生時代が楽しかった、

 

勉強も部活も頑張って充実していた

 

 

そんな思いが強いと、子どもにもどうしても

同じように学校生活を経験させることが必須！

 

 

っていう思いが強くなってしまう。

 

 

そういうこともあると思います。

 

 

そして、勉強も部活も頑張ってこそ、人生が充実するんだ、

 

 

なんていう価値観を、つい押し付けがちになることもありますね。

 

 

そうかと思えば、

 

 

自分が学歴にコンプレックスを感じている場合なんかも、

 

 

自分の様にならぬよう、子どもには勉強を頑張らせたい

 

 

なんて、逆のパターンの願いを強めたりもします。

 

 

どっちも、もちろん子どもの幸せを願ってのこと。

 

 

それはそうなのかもしれないけれど

 

 

子どもにしてみたら、一方的に親の価値観を押し付けられ、

 

 

重たい荷物を背負わされている状態です。

 

 

我が子であっても、親である自分とは別人格。

 

 

別の感性を持ち、別の人生を歩んでいます。

 

 

何を幸せと感じ、何が嫌なのか、それは

 

 

必ずしも親の感覚と同じとは限らないのですよね。

 

 

むしろ、これだけ生きている時代が違うのだから、

 

 

大きく違っていても、それが自然なことだと思います。

 

 

当たり前のことだけれど、

 

 

その境界線を親は常にしっかり意識することが大事ですよね。

（つい私も踏み越えそうになるので、自戒の念をこめて・・・）

 

 

 

そして、どうしても子どもに自分の価値観を押し付けたくなる、

 

 

どうしても子どもをコントロールしたくなる時、

 

 

それは本当に子どものためなのか？です。

 

 

自分の不安を、子どもで対処しようとしていませんか？

 

 

自分の欠乏感を、子どもで埋めようとしていませんか？

 

 

そんなことしなくても、あなたが安心できるように

 

 

まずはご自分の心と向き合ってみることです。

 

 

 

自分の心に一人で向き合うのが難しい時には

 

 

カウンセリングでお手伝いいたします