マサ公の将棋実戦次の一手

初心者に将棋の考え方を分かりやすくかみ砕いて解説

馬取り控えの桂と陣形を乱す手裏剣の歩で総仕上げ

冒頭になりますが、私は藤井聡太さんのファンです。

 

昨今の目覚ましい活躍は皆さんの記憶に新しいと思います。

 

藤井さんの将棋には、当然こう指すだろうと見られる局面で、読みを外してくる印象があります。

 

また見える手を早めに指して、局面を限定的にしていく特徴を感じます

 

そんな藤井聡太さん推薦の本。

 

「将棋が強くなる実戦1手詰」

 

は初心者に最適の本だと思います。

 

ぜひお読みください。

 

 

 

 

 

いよいよこの将棋も大詰めです。

 

では前回の宿題図の解答から。

 

 【再掲宿題図】

 

f:id:masakouchang:20201108094222p:plain

 

【宿題図解答】

 

63桂(図)

 

f:id:masakouchang:20201108095009p:plain

 

正解は63桂です。

 

この問題は分かりやすかったのではないでしょうか。

 

急所の馬を攻めつつの詰めろなので、攻防の意味もあります。

 

66馬と逃げるよりありませんが、この図を第1問としたいと思います。

 

 

 

【第1問】

 

f:id:masakouchang:20201108100003p:plain

 

詰めろの継続のためには、相手の急所の守り駒を攻めるのが常道です。

 

節約して詰めろをかける次の一手は?

 

もうお分かりですね。

 

【第1問解答】

 

76歩(図)

 

f:id:masakouchang:20201108100618p:plain

 

正解は76歩です。

 

同馬は同角成、同玉(同金は78銀)、58角が厳しく、この手で実質受けなしです。

 

しかし後手は78金と抵抗してきました。

 

同と、同玉となった局面で鮮やかな決め手があるので、宿題図としたいと思います。

 

 

 

【宿題図】

 

f:id:masakouchang:20201108101817p:plain

 

ノーヒントで当てられれば、気持ちいいと思いますので、そうしたい方は下のヒントを見ないでください。

 

 

遊び駒を活用して、包むように寄せよです。

 

 

にほんブログ村ランキングに参加しています 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ
にほんブログ村

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村