馬取り控えの桂と陣形を乱す手裏剣の歩で総仕上げ
冒頭になりますが、私は藤井聡太さんのファンです。
昨今の目覚ましい活躍は皆さんの記憶に新しいと思います。
藤井さんの将棋には、当然こう指すだろうと見られる局面で、読みを外してくる印象があります。
また見える手を早めに指して、局面を限定的にしていく特徴を感じます
そんな藤井聡太さん推薦の本。
「将棋が強くなる実戦1手詰」
は初心者に最適の本だと思います。
ぜひお読みください。
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いよいよこの将棋も大詰めです。
では前回の宿題図の解答から。
【再掲宿題図】
【宿題図解答】
63桂(図)
正解は63桂です。
この問題は分かりやすかったのではないでしょうか。
急所の馬を攻めつつの詰めろなので、攻防の意味もあります。
66馬と逃げるよりありませんが、この図を第1問としたいと思います。
【第1問】
詰めろの継続のためには、相手の急所の守り駒を攻めるのが常道です。
節約して詰めろをかける次の一手は?
もうお分かりですね。
【第1問解答】
76歩(図)
正解は76歩です。
同馬は同角成、同玉(同金は78銀)、58角が厳しく、この手で実質受けなしです。
しかし後手は78金と抵抗してきました。
同と、同玉となった局面で鮮やかな決め手があるので、宿題図としたいと思います。
【宿題図】
ノーヒントで当てられれば、気持ちいいと思いますので、そうしたい方は下のヒントを見ないでください。
遊び駒を活用して、包むように寄せよです。
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