大規模修繕工事の設計者や工事監理者の選択については、管理会社やマンション管理士がかかわることが多くなったため、選択の条件が厳しく、私のような事務所はご指名いただく機会が少なくなってきています。
管理組合や修繕委員会からの電話やメールでの問い合わせはあるので、主にセカンドオピニオンとして係ることが多くなってきました。
管理組合や修繕委員会としては、実績ある設計事務所にすべてを任せて依頼する方法を選びがちです。ただし、個人事務所に依頼する場合は住民からの理解を得やすいという大きなメリットがあります。
先日、Hマンションの大規模修繕工事修繕委員会から、大規模修繕工事の工事監理委託について、面接の参加依頼がありました。この場ではなるべく有益な情報を住民の方に知ってもらえればと思い、参加させていただきました。