探偵になるためには、探偵学校に入るということも1つの選択肢になります。
探偵に必要な部分を習得するためには、探偵学校はかなりおすすめです。

しかし、探偵学校に入ると具体的にどういうことを教えてもらえるのか不安ではありませんか?
その部分がよく分からないと…と二の足を踏んでいる人のために、探偵学校の実態を解説します。

 


 

探偵学校は、実際にある探偵の技術等の仕事内容を学ぶ専門学校です。
どちらかといえば、個人塾のような形が多いかもしれません。

探偵学校に通うのは、学生を卒業したばかりの方から、社会人まで。年齢も性別もバラバラです。
 

探偵学校では、主に講習実践の二つが行われます。
講習に関しては大学や予備校などの授業に近い状況で、知識を頭に入れるために勉強していくスタイルです。
尾行や張り込みの基礎知識、証拠を掴むために使用する機材の使い方、盗聴器を見つけるためのコツなどを学びます。
また、探偵の仕事は法律なども関わってきますので、法律の勉強をすることもあります。

実践は、講習で得た知識を使用して技術を身に付けていきます。
尾行などの勉強はしても、いざ体を動かしてみるとうまくいかないこともありますので、実践は大事です。
 

 

探偵学校では講師を務めるのは探偵としての経験がある者であることが多く、非常にタメになる話を聞けることもあります。
実際のケースや、失敗体験などを聞いて糧にすることもできるでしょう。

このような形で、探偵学校は探偵に必要な技能や知識を習得できるのです。

探偵学校の経営に特別な資格は必要ないため、探偵の経験者や警察のOBなどが指導していることもあります。
そのため、探偵学校は意外にも世の中に結構多く存在しています。
ただし、上記で示したカリキュラム内容は、あくまで一例です。
様々な立場の人が、様々な意図で探偵学校を運営しているため、全ての探偵学校が同じ内容を教えているとは限りません。

探偵学校のカリキュラムは、残念ながら国に指定されていません。
ということは、探偵学校ごとにカリキュラムや学ぶ内容それ自体に大きな違いが存在している可能性が考えられます。
探偵学校ならどこでも同じ、とは思わない方がいいでしょう。
事前に探偵学校ごとにカリキュラムの詳細をチェックして、比較をしてから入学してください。


探偵学校でしっかり学ぶことができたなら、探偵として仕事をしていくうえで必要と言える部分はほとんどカバーできます。
あとは探偵会社に就職した後に、実践経験を積んでいけばよいでしょう。

探偵になりたいなら、まずはアルバイトで勤務してみては?

ただし、いきなり即戦力として独りぼっちで現場に投入するような探偵会社は、あまり良い会社とは言えません。
なぜ? と思うでしょうか?
依頼者の立場で「新人独りで調査をされた」と聞いたら不安になりますよね。、
学んだことをいきなり効果的に生かせる可能性は低く、調査の成功率がふるわない可能性があるのは想像がつくと思います。

探偵学校で学んだあとに就職するのなら、しっかりじっくりマンツーマン、そしてチームで、手取り足とり指導してくれる探偵会社に入社するのが理想です。