言いたいことは一つだけど、伝わらないから何度も言おう。

 こんにちは、今日は前から買いたかった本を買いました♪ヽ(´▽`)/


心屋仁之助さんの最後の本です。
心屋さんは「いいこと言ってるなあ〜」と思ってたけど、ユキチは気まぐれなので読んだり読まなかったりでした。

心屋さんはたくさん本を出してるけれど、結局言いたいことは一つか二つだと思います。
たくさん本を出してるのは、言いたいことがなかなか伝わらないから、手を替え品を替えているだけなんだろうな、と勝手に思ってます。

ユキチも言いたいことは一つか二つです。
でも言おうとしてもなかなか伝わらないです。
ユキチの場合、心屋さんと違って言うのがヘタなのもあります。
だからたくさん言おうと、改めて思ったのでした。


子供はかわいがって育てよう

障害が重くても軽くても、あっても無くても、子供は可愛がって育てましょう。
なぜなら、かわいがって愛情をたっぷりあびて育った子は、そのあと、愛情を受け取るのも、あげるのも自然にできるように育つからです。

友達や世界に「好き」と表現することを臆さないし、友達や世界からの好意や恵みも「ありがとう」と自然に受け取れます。

ユキチはそれを「愛情の循環」と呼んでます。

愛情の循環がたくさんできる人は好かれます。
だって一緒にいて気持ちがいいですよね。


目の前の人があなたに向かって笑顔を見せてくれたら、それは「ここにいていいよ」と言うメッセージです。
人間って、群れをつくる生き物でしょう?
「ここにいていいよ」
って言うメッセージは、この上なく人を安心させてくれるものだと思うんです。

だから笑顔は、人が人にあげられる最高のギフトだと、ユキチは思っています。


できないから見えるものがある

人間って、なんでもできますよね。
ユキチは人間になった最初の頃、たくさんビックリしました!!
タヌキが逆立ちしても絶対できないことをみんながやっていたからです。

ユキチも「できる」ことを増やして人間の役に立ちたいと思いました。
そしてがんばって、いろんなことができるようになりました。
できることが増えるたびに、自分の価値も増えたような気がしました。

でも20歳から人間をスタートしたユキチには、限界があります。それでも、「できる」ことがゼロじゃないから、自分の価値もゼロじゃないと思いました。




でもそれも、キララを産んだら変わりました。
キララは知的障害があって、出来ないことがたくさんあるけれど、とってもかわいくてユキチたち家族や、周りのみんなにたくさん「好き」をくれたからです。

こんなに可愛くて愛情をたくさんくれるキララが、わたしにはとても輝いてみえました。
価値がないなんて、とても思えませんでした。

それで分かったんです。
「できる」と価値は、何の関係もなかったんです。

ユキチが最初に見た大人の社会は、「できる」ことをたくさん持っているすごい人がいっぱいいました。
だから「できる」と人の価値をつなげてしまったんですね。
でも、そう見えただけで、本当は関係なかったんです。

人の価値は、生まれた時にみんなが100点満点で持っているものです。
色んなことができないキララがそれを教えてくれました。

そしてキララはみんなに笑顔をくれて、みんなの心を温かくしてくれます。
人間にはみんな心があって、相手を「好き」と感じます。
人間はみんな「好き」をあげたり受け取ったりして生きています。
そうすると安心できるからだと思います。

言葉がなくても、顔の表情があまり作れなくても、「好き」を表現することはできます。

「好き」を素直に伝え、受け取れるように育てること。
それが子育てで一番大切なことだと思っています。




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