【22卒冬インターン直前特集】すぐに出来る面接対策特効薬①

今回から 22卒の冬インターンの選考中とあって、即効性のある面接対策を書きます。

面接の極意、重要な考え方に関する議論は語りつくせぬほどあります。しかし、とりあえず11月・12月で選考間近の皆さんに向けて、面接に対する基本的な考え方、準備のしかた、そして超重要想定質問リスト、本番の対策を書いていく予定です。

管理人がインターン・本選考を幾度も潜り抜けた中で感じた重要な点をまとめるので、しっかりマスターして欲しいです。第①弾として特に重要なのが、就活本番まで心に刻んでおくべき面接への考え方です。




結論ファースト

今回伝えたいメッセージは、以下2点です。

  • 面接に対して①準備②慣れ③反省を常に意識せよ
  • 自分の経験ベースで話をしろ

来年の面接を見据えたメッセージ

就職活動本番の来年に向けて、”冬のインターンの面接から以下を意識せよ”というメッセージを送ります。

  • ① 準備
  • ② 慣れ
  • ③ 反省

① 準備

コミュ力自慢のリア充なのか、よっぽど喋りに自信があるのか「面接なんてぶっつけ本番でいけるっしょ」という学生が稀にいます。

しかし、日頃から論理的に話す機会が多くないフツーの学生なんてちょっと小難しいことを説明させれば、すぐ話が支離滅裂になります。事前に質問を想定し、よく何度も考えを整理してロジックに破たんがないか、よりわかりやすい伝え方はできないか入念に準備しましょう

 

ただでさえ本番では上手く言葉が出てこなかったり、想定外の質問に慌てたりします。準備はやりすぎということはありません。

 

② 慣れ

多くの人は、就活を初めて最初の面接では大変緊張します。緊張していると余裕がなくなり、ふと予想外のことを聞かれたりすると、頭が真っ白になります。ところが、5回、10回と面接を重ねていくと、話しているうちに自分や周囲を客観視し、臨機応変な対応ができるようになります。

来年の本選考では、確実に予想外の質問が来ます。また、自分が考え抜いて準備したことを話しても、面接官から思わぬ深堀をされることがあります。そんな時に、場数を踏んで慣れている人ほど余裕を持って、その場で柔軟に対応できます

 

来年を見据えて今から場数を踏んでおくようにしよう。

 

③ 反省

面接が終わってボロボロだったからといって「俺、終わったことは振り返らない主義だから」「圧迫されたわー。あの会社ないわー。」などと言っているようで、来年も碌な就活にならないでしょう。

たとえ緊張が解けて疲れがどっと出たとしても、即座に質問されたことと、自分の回答を書き出してまとめましょう。忘れないうちに、即座にだ。wordで書き、フォルダを作ってまとめておくことをお勧めします。

管理人はこの習慣をサマーインターンの選考から本選考まで欠かさず続けていました。志望動機や学生時代に頑張ったことは毎回質問されるため、面接の回数を重ねるごとに洗練されていくし、相手に応じて伝え方を変えるバリエーションも作れます。また、ある会社にされた質問が実は頻出の質問で、他社でもされるということはよくあることです。

 

面接が終わってみん就見ている暇があったら反省をまとめておこう。

 

面接で大事な考え方

就職活動の面接における金科玉条といえる考え方を述べておきましょう。

  • 自分の経験ベースで話をしろ

この点に尽きます。これはインターンも本選考も共通です。これを最後まで忘れてははいけません。なぜこれが必要なのかもしっかり理解しましょう

自分の経験ベースで話をしよう。志望動機、自分の強み、弱み、価値観など自分のことに関する質問に答えるときは、必ず根拠を自分の過去の経験から引っ張ってくるように

具体例から深堀り

一番わかりやすい例を1つ挙げておくと、「なぜ商社志望なのか?」という質問に対して「国籍・背景を問わず多くの人と働きたいからです。私は学生ボランティアとしてアフリカで様々な国から集まった国籍、年齢も違う人たちと活動をしてきた。その経験から将来も~」という風にします。

では、なぜこうする必要があるのとかいうと、企業はたった数十分という時間の面接で、何十年という雇用を前提とした採用を行っているためです。短い時間でいかに不確定性を除去するかと考えたとき、その人の過去の経験から導き出された考えが最も信頼できるからです。

新卒は最初は全く役に立たず、育成に莫大なコストを要します。それでいて、入って数年で元がとれないうちに辞められたら企業としてはたまったものではありません。新卒に入社後すぐに辞められるのが企業は一番嫌なのです。

こういう背景から、学生が自分をよく見せようと盛りに盛って話す中、本当にうちで働きたいという強い思いがあるのか、うちに入って続くのだろうかという点を企業は必死に見極めようとします。

そこで最も信頼できるのが、就活生が過去にした経験です。先ほどの商社の志望動機の例を再び考えてみましょう。商社では、海外で勤務し、多国籍の人と働くことは当然です。

過去に海外で活動した経験がある学生なら少しは期待できるし、その経験について掘り下げれば、リーダー観なども見えてきます。

一方で、自分の経験と結びつけず、「海外で働きたい、色んな人とチームで働きたい」と言っても、面接官からすれば「それはなぜ?仕事で壁にぶつかってもやっていけるの?」と思われるでしょう。

年収やステータスに憧れたミーハーな学生ではなく、本当に商社でやりたいことがある子なんだと思わせるには、自分の経験から根拠を引っ張り出す必要があるのです。

まとめ

今回伝えたかったメッセージは次の2点です。

  • 面接に対して①準備②慣れ③反省を常に意識せよ
  • 自分の経験ベースで話をしろ

「面接という限られた時間で如何に企業の人間から信頼を得るか」。それには過去の自分の経験を根拠に出すのが最も効果的です。就活の数ヶ月という期間で考えた浅はかな根拠より、就活までの20年以上の人生で起こった原体験から導き出された“想い”の方が信頼できます。

ここまで読んで、来年3月の就活に向けて何をするべきか、面接で最も重視されることは何か理解してもらえましたでしょうか。

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