こんにちは。

 

今日11月22日は秋の3連休の中日。

コロナ感染拡大にかかわらず全国の観光地に

たくさんの人が繰り出しています。

 

今日は朝型学習をいつもより早く切り上げ、

日の出とともに自宅を出て、近所の川べりを

散歩しました。

 

朝一番に身体を動かすと気分が落ち着いて、

1日を心豊かに送ることができます。

 

前回のブログでは社労士を題材とした小説に

ついて綴りました。


今回は他の職や士業でPRが上手くいった

事例について触れたいと思います。


まず思い浮かぶのが家庭裁判所裁判官です。

「家栽の人」がビッグコミックオリジナル

に掲載されたの今から32年前のこと。


それまで裁判官、検察官、弁護士を扱った

ものはありましたが、家裁裁判官は初めて。


とても新鮮でこのマンガを通じて一般への

認知度が高まりました。


ちなみに「家裁」ではなく「家栽」である

ところがミソで、主人公の裁判官は植物が

好きで裁判所に花を植えたことによります。


また、家裁調査官を取り上げた作品として、

柚月裕子著「あしたの君へ」(文春文庫)

が記憶に新しいところです。


最高裁判官のホームページには柚月さんと 

現役の調査官との対談も掲載されており、

裁判所らしくない上手なPRをしています。


柚月さんはブームの将棋界をテーマにした

「盤上の向日葵」(中央公論新社)が、

ベストセラーになっています。


が、何といっても主人公佐方貞人を描いた

検察官と弁護士ものの「最後の証人」

「検事の本懐」「検事の使命」(いずれも

新装版角川文庫)が柚月さんの真骨頂です。


主人公の仕事を究める姿勢には、小説とは

言え思わず感情移入せずにはいられません。


是非、柚月さんに社労士を主人公とする

作品を書いてもらいたいと思っています。


小説には日常でできない実体験を本の中で

バーチャルでなし得る魅力があります。


すぐにハマってしまう人は辞めた方がよい

かもしれませんが、モチベーションが

上がらないときにはこうした士業関係の

作品に触れるのも悪くないと思います。


次回も社労士や試験に関するテーマ曲に

ついて綴りたいと思います。

またアクセスしてください。


〈今日の旅の1枚〉


2014年7月 香港

「対岸の夜景は忘れない風景の一つです」