今回は以下の続き。
本ブログの自己プロフィールのとおり、自転車歴は45年、海外サイクリング歴は34年だが、以下のとおり海外旅行140回のうち自転車で5日以上かつ300km以上走ったのは10回に過ぎず、自転車にこだわり続けてきたわけではない。
旅行慣れした頃は、いわゆる先進国への普通の旅行は高齢になっても行けると思い、先進国は自転車で、と決めていた時期もあったが、それよりもリーマンパッカー(会社員バックパッカー)として非先進国を旅行する方が優先だった。
なお当時は情報もインフラも低レベルで、非先進国での1週間程度のサイクリングは無理。
また趣味としての自転車も、細く長く、で、特に30代後半から40代は家庭生活のためほぼ中断し、海外は家族旅行が中心になった。
今でも自転車は冬はあまり乗らないし、好きで仕方ないというほどではない。要するに自転車乗りとしては大したことない。むしろ弱い。
それでも、趣味は長く続けてこそ、と思っている。自分よりも自転車好きや速い人強い人は山ほどいるが、20年以上続く人は多くない。弱い自分が1日200kmとか1週間で1000km走れるのは、経験に他ならない。
僭越だが、長期だろうと非先進国だろうと、普通の旅行なら道中寝ていても着ける。
言うまでもないが、自分の足で走ったところで、ただの遊びだから別にえらくも何ともないが(えらい坂は時々ある)。
結局、自分にとって海外サイクリングとは、「達成感が強い自己満足」ということになる。達成感≒自己満足なので、ただの自己満足かも。
旅行と運動(辛い時には「修行」になるが)が同時にできるのはいい。エコなのも悪くない。
何が何でも自転車、ではないが「自分の自分たること」(人とは少し違う何か)が発揮できるツールは自転車であり、通常の旅行よりも認知してもらいやすいのではないかと思う。
年齢・体力的に、走れるうちはなるべく走って、合間に普通の海外旅行もして、もうきついとか危ないとか思ったら、自転車旅行はリタイアして通常の旅行のみにしたいと思っている。
なぜ「大陸横断」か、は次の機会に。