行政書士事務所の表札(看板)設置は義務です【作成⇒自作/業者】

行政書士開業
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こんにちは、ひろです。

行政書士という仕事をしているからか、車を運転していると、自然に行政書士事務所の表札(看板)に目がいってしまいます。

最近の表札は、カッコイイものが多いですよね。
たまに本気で真似をしたくなる、センスのいいものも見かけます。

今回は「行政書士事務所の表札(看板)」についてです。
設置義務や、作成を依頼する際のポイント、自作・手作りは可能かについて話していきます。
それでは見ていきましょう。

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事務所の表札(看板)設置は、執行規則で義務とされている

「表札を設置したくない」という人も、いるかもしれませんが、事務所の表札設置は、行政書士執行規則で定められているので必ず設置しましょう。

行政書士執行規則・第2条の14
行政書士は、その事務所に行政書士の事務所であることを明らかにした表札を掲示しなければならない

といった形で義務とされています。

行政書士として登録するには、事務所の開設が必要であり、事務所を開設したら表札を設置する義務があります。なので、どんなに設置をしたくなくても、行政書士となったからには規則に従って設置しなければなりません。

逆に、表札を撤去する場合も定められている

行政書士事務所の表札は、設置する義務もありますが、一定の場合に撤去しなければならない義務もあります。

行政書士執行規則・第2の14・2項
行政書士は、法第14条の規定により業務の停止の処分を受けたときは、その停止期間中は、前項の表札を撤去しておかなければならない。

業務を停止している間は、行政書士をしての仕事はできないわけですから、逆に看板を設置していることでお客さんに迷惑をかける可能性があります。なので、撤去が必要になります。

業務停止処分を受けた先生は、すぐに看板を取り外しましょう。

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地元の看板屋やホームセンターで表札(看板)作成を依頼する

「行政書士の表札(看板)って、どこで作ることができるの?」
という疑問を持つ人もいると思います。

表札は、地元の看板屋さんやホームセンターなどで、作成することが可能です。

おすすめは事務所近くの看板屋

行政書士の仕事はどこから発生するか分かりません。
なので、できる限り「人と知り合う」ということを意識して生活したほうがいいです。

せっかくお金をかけて表札を作るわけですから、事務所の近くの個人経営の看板屋さんなどを利用して、人脈を広げましょう。お客さんとして表札を作れば、その看板屋さんは、あなたのことを忘れません。

見返りを期待するのはよくないですが、その看板屋さんのお客さんに何かあった時、行政書士としてあなたを思い出して紹介してくれる可能性があります。そして逆に、あなたのお客さんを看板屋さんに紹介できれば、長期にわたって良い関係が築けることになります。

表札を自作・手作りする【注意】

「どうしてもお金をかけたくない」という人は、業者に高いお金を払って作成しなくても、表札を自作・手作りも可能です。

執行規則では、表札の材質や作成方法までは指定されていませんから、要は行政書士事務所であることが明らかにできれば、自作・手作りでも可能だということになります。

ただ、手作りでも見た目が立派なものが作れればいいのですが、手作り感満載の表札は、行政書士の仕事内容を考えると、マイナスイメージになる場合もあるので注意です。

ネット通販で表札を作成する

看板屋さんの知り合いもいないし、探している暇も作る時間もない、事務所の表札をすぐに作りたいという人は、楽天市場などのネット通販で簡単に早く作成することもできます。

大きさや材質によって金額に差がありますが、一万円程度でなかなか立派な表札を作ることができます。

注意点としては、材質にこだわることです。
表札は外に設置されるものです。
日光や雨の影響を考えたうえで、最適なものを選びましょう。

費用をおさえたいからと、安さにこだわって表札を作ると、すぐにダメになって買い直す可能性もあるので注意です。

表札には行政書士のマーク(徽章)を入れる

表札を作る際は、行政書士のマーク(徽章)を入れると、見た目が良くなるのでおすすめです。あのコスモスマークがあるのとないのでは、印象が全然違います。

Googleなどの画像検索で「行政書士 表札」と入れてみてください。
その違いが良く分かると思います。

このあたりは、好みかもしれませんが、徽章があったほうがいいです。

まとめ

今回は、行政書士事務所の表札(看板)について解説しました。表札の設置は、行政書士執行規則で定められた義務です。開業した際は、すぐに設置するようにしましょう。

作成にあたっては、看板屋やホームセンターなどの業者へ依頼する。または自作・手作りすることも可能です。おすすめとしては、人脈を広げる意味でも、事務所周辺の看板屋さんに依頼です。