コイノオワリ
分かりあいたかった。
心を通わせたかった。
話し合いたかった。
どう思っているか話してほしかった。聞いてほしかった。
信じていた。信じていたかった。
あなたがよかった。
あなたに期待していた。
あなたに分かってほしかった。助けてほしかった。認めてほしかった。
二人で幸せを作りたかった。
なぜ目指す場所は同じなのに、こうもすれ違ってしまうのだろう。
なぜ思いは同じなのに、伝わらないのだろう。
ただひらすらに涙が溢れる。
「もうだめだ。」
この決断が最も辛かった。
認めたくないものを認めるのだもの。
もうだめだなんて思いたくない。
相手を諦めること。伝えることを諦めること。
まだ期待していたい。でももうだめだって分かってる。
お互いに永遠に分かり合えない境界線がひかれてるの。
これを超えることがどうしてもできないことが時を重ねるごとに見えてくる。
「もうだめだ」と認めることは輝いていた自分とのお別れでもある。
楽しくて、ワクワクして、期待して、るんるんして、
ああしたい、こうしたい…そう夢見ていた自分とのお別れでもある。
結局は輝いている自分でいたい。
終わりはいつも苦しくてつぶれそうだ。
人にとって最も辛いのは『分かり合えないこと』かもしれない。
この思い、浄化して。
※退職を機に昔の恋愛でのお別れとリンクしたので綴りました。
終わりはいつだって切ない。
話し合える人と共に歩みたい。
話し合えない人は共に歩む気がない人。そう思います。
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