森の聲だより

97歳の言葉

多くの方に出会うたびに

素敵な教えがあるような気がします。

認知症の方も訳のわからないこと言ってるな~っと

片づけてしまえばそれで終わってしまうんですが

もっともっと気持ちの深いところで寄り添って

話しを聞くことができると

勉強になることが多くあります。

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先日も96歳のおばあちゃのアロマをする時

手直しされた袖口をみて

ほっと。。。温かいものを感じました。

認知症が悪化する以前に

チクチク一針一針縫ったようです。

まず私にはできない仕事です

いい仕事しているな~っと思いながら

じ~っと見ていると

「無いものを生かしているだけ」

「有るものを生かすのは当たり前、無いものを生かす・・・それだけ」

と認知症のおばあちゃまはカッコイイ台詞を言った後

アロマケアを受けるためそっと目を閉じたのです。

96歳カッコイイです!!

物のない時代を生き抜いたからこその言葉かもしれませんね。

物があふれているこの時代に生きる私たちに欠けているもの。。。

「無いものを生かす」

それは物を大切にするということなのかもしれません。

工夫と創造性を持ち続け

無いものを生かしていけるような

生き方をしていきたいと思いました


二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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