こんばんは、軍場大輝(くさば ひろき)です。

今回はフトモモ科の精油について紹介します。

 

中国の蒲桃(putao/プトー)という植物が沖縄に伝わった時に、果実が桃に似ていたことからプトモモと呼ばれ、やがてフトモモになったと考えられています。

 

この科の植物は熱帯圏にも生育していますし、耐寒性の強いものもあります。

ユーカリ属の植物のかなりのものは日本で生育可能です。

ユーカリ属Eucalyptusは400種から500種あり、ほとんどがオーストラリアに生育しています。

 

フトモモ科の植物はほとんどが精油を含む芳香植物で、精油の原料になります。

 

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フトモモ科の精油

 

■ユーカリ・グロブルス

Eucalyptus globulus

葉から得た精油はシネオールを主成分とし、風邪のときに吸入薬として使われてきました。

 

■ユーカリ・スミス

Eucalyptus smithii

1,8-シネオール、α-ピネン、リモネンを含みます。

 

■ユーカリ・ディベス

Eucalyptus dives

ピペリトン、α-フェランドレンなどを含みます。

ピペリトン:利尿作用

フェランドレン:抗疼痛、抗うつ作用、抗癌効果、抗炎症

 

■ユーカリ・ラディアタ

Eucalyptus radiata

1,8-シネオールを主成分とする精油を含む

 

■レモン・ユーカリ

Eucalyptus citriodora

シトロネラールを主成分とし、レモン様の香りがある。

 

■マヌカ(ニュージーランドティートゥリー)

Leptospermum scoparium

精油はtrans-カラメネン、α-フムレン、δ-カジネンなどからなる。

 

■ティートゥリー

Melaleuca alternifolia

茎葉にテルピネン-4-ol、αおよびγ-テルピネンなどからなる。

 

■カユプテ

Melaleuca cajuputi

茎葉に1,8-シネオール、リモネンなどからなる精油。

鎮痛薬として外用します。

 

■ニアウリ 

Melaleuca viridiflora

カユプテと同種との説もあります。

1,8-シネオール、テルピネオールを主成分とする精油を含みます。

 

■マートル

Myrtus communis

1,8-シネオール、α-ピネン、酢酸ミルテニルなどよりなります。

 

■クローブ

Eugenia caryophyllata

オイゲノールを主成分とする。芳香性健胃薬などに使われてます。

 

 

 

フトモモ科の精油に多く含まれている芳香分子「1,8-シネオール」とは

 

・免疫刺激作用があることが示されれており、特にユーカリ精油では、他の成分との相乗作用が期待できそうです。

 

・1,8-シネオールの含有量が多い精油を吸入することで、気管支の繊毛を活性化させ、炎症を抑えウイルスなどの抑制効果が期待できます。

 

・1,8-シネオールはヒスタミン抑制効果、気管平滑筋の弛緩作用などが報告されています。

 

・in vitro(試験管内)ではNK 細胞が活性化されました。

・1,8-シネオールは、0.05ppmまたは0.1ppmの濃度において、NK細胞活性作用があることが報告されています。

 

他にも嗅覚刺激による「短期記憶力向上」やゴキブリ、アブ、ブユが嫌いな香りとして昆虫忌避作用が期待できます。

 

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