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2018 G1 菊花賞 回顧録

2018-10-21 22:29:03 | G1レース予想

京都競馬場で行われた菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、中団でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の7番人気フィエールマン(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、直線で馬群の間を抜けて、早め進出から一旦は先頭に立っていた2番人気エタリオウ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)との叩き合いを制し、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分6秒1(良)。

やっぱり、今年最後のクラシックも荒れましたね~。7番人気のフィエールマンが最後の1冠を制しました。

平成最後の菊花賞は、記録ずくめの歴史的レースになりました。「虎の巻」では、絶対買えません。

勝ったフィエールマンはわずかキャリア4戦での勝利。これは、菊花賞始まって以来の快挙。いただいたコメントにも書きましたが、「遅れてきた大器」ってなかなかこの菊花賞では馬券にならないと思っていましたが、菊花賞に強い「ディープ産駒、ノーザンF、ルメール」にしてやられました。

しかも、マンハッタンカフェ以来17年ぶりの関東馬の勝利。さらに3か月以上の休み明け。これにはお手上げです。血統的には、確かに菊花賞に向いていなくはありませんが、自分には、買うことができませんでした。本来は中距離馬だと思うのですが、どうだろう・・。来年の天皇賞に出るのか?まだ、底を見せてないだけに、暮れの有馬記念に出てきた時のジャッジに困りそうです・・。

2着に、▲エタリオウ。こちらも、「ミルコマジック」炸裂です。やっぱ、外人2人は上手いですなぁ・・。レースの展開の読みが抜群に上手いです。流れが遅いと見るやバックストレッチあたりでは上がっていってましたもんね・・。

実は、この馬、3番手評価でしたが、あとで、「1勝馬は、過去78回で勝ったことがない。しかも、ここ10年で馬券にすら絡んでない」という事実を知って、もう少し下の評価でも良かったと思いましたが、大間違いでした・・。やっぱり、勝ち味に遅い馬ですが、一番父ステイゴールドの血を引いている大物かもしれません・・。来年以降は、父同様、人気が落ちたときに買うべき、「稀代の穴馬」になる可能性があるかもしれませんね。

3着に10番人気の△ユーキャンスマイルが激走です。まぁ、自分は4番手の高評価をしていた訳で、そんなに驚くことでは、なかったのですが、やはりこの馬も「豊マジック」炸裂です。

改めて、「混戦の菊花賞は騎手で買え!」ということになりますか。これも、コメントに書きましたが、関東の戸崎騎手や、若手の松若騎手、松山騎手と菊花賞で好走歴のない騎手よりも、関西のベテラン騎手を上に評価するべきですね。過去10年でも、デムルメ以外の日本人騎手では、和田、福永、武豊といった関西のベテラン騎手が穴をあけます。特殊距離だけに、やはり、関東の騎手は、過去、菊花賞、天皇賞・春といった京都の長距離での好走歴のあるジョッキー以外は、疑ってかかるべきですね。

その最たる理由が◎エポカドーロですね。馬自体も、3000mは長かったかもしれませんが、騎手の読み悪かったかと。ただ、今後のレース次第では、この馬の評価が一変するかもしれません。

前述ですが、×アフリカンゴールドの松若騎手もまだ、京都3000mのレースには勉強が必要ですね。

×ジェネラーレウーノ、この馬は、やっぱり、中山専用機かもしれませんね・・。とはいえ、「皐月賞」の「1,3着馬」が、今回「8,9着」。やはり、適正と言えば適正かもしれません。

平成最後の菊花賞、残念ながら、馬券を獲ることはできませんでした。データがすべてではありませんが、今後、どこまでのデータを信頼するべきか判断が難しくなってきてます。この1戦だけではありませんが、「虎の巻」はやはり、「平成」で終わらすべきかもしれませんね・・。

とりあえず、今年いっぱいは、綴っていきますが、来年、参考にするべきか?難しい判断を来年の宿題にしておきます。

菊花賞、春のG1馬、連対馬が2頭以上(1頭が重複している場合も)、不在の時は、荒れる。その時は、「夏の上がり馬」と「春のトライアル重賞で連対しながら、結果が出せなかった馬の復活」


・トライアルは「神戸新聞杯」組が強力。(直結コースなので)先行して権利をとった馬(1~3番手くらいで)は本番も、馬券になる(先行馬で、最先着馬と、上がり最速馬も要チェック。さらに、このレースで6番手以内から馬券になった馬が本番で通用する。)。神戸新聞杯組で、掲示板以下から馬券になるには、かなり確率は低いが、京都外回りコースは必ず経験している馬のみ。重賞連対馬なら、さらに良し。

・セントライト記念は、3着以内でなければ、2200~2600mのレースで勝っているオープン馬のみ。それ以下は、バッサリ。

・「セントライト記念」と「神戸新聞杯」で春のクラシック出走馬が、倍以上違う場合は、春のクラシック出走馬(ただし、上位馬)の多い方を参考にすること。

・神戸新聞杯を1番人気で、0,4秒差以上で1着になった馬が、菊花賞に出走なら、100%馬券対象になる。

・関東馬は、基本、菊花賞では馬券に絡みづらい。ただ、連対率100%で重賞連対歴がある馬とか、古馬相手の長距離戦か、2200m以上のG2で連対くらいはしなくては関東馬では菊花賞では馬券にはなりづらい。

・前走1000、1600万クラス負けの直行組は消し。

・古馬混合1000万勝ち(1800m以上で)でもタイム差なしでの勝利の馬は、消し。ただし、タイム差なしでも、Mペース以上で、好タイムでの勝利は、一考。

・古馬混合の2000m以上のG2で、馬券対象になった馬は買い。さらに、オープン勝ちはもちろん、同年代でも重賞で3着以内の戦歴は必要。

・夏の北海道の長距離を勝っていても、阪神や、東京の直線の長いコースで連対未経験の馬は疑ってみる。

・展開的には、内枠、先行馬が有利。4コーナーで10番手以下からは、相当な末脚のない馬じゃないと厳しい。(33秒前半の末脚で勝ったことのある馬は一考)

・8番人気以降の関東馬は消してもよい。逆に、関西馬なら、狙っても良し。

・血統的には、パンパンの良馬場なら、ディープ産駒、ステイゴールド、スペシャルウィーク産駒のようなサンデー系、キングマンボの血を持つ馬が強い。重馬場とかなら、トニービン、ロベルト、ダンスインザダーク、ルーラーシップ。あと母父サンデーサイレンスの血を持っている馬に注目。特に欧州血統(凱旋門賞馬の血)を持っている馬は、有利。(雨が降って馬場が重くなったら、凱旋門賞勝ちの馬の血が騒ぐ

・古馬1000万勝ち後で、トライアル負けの馬(神戸新聞杯)は、期待値あり。(ただし、1ケタまで

・きさらぎ賞や、京都1800mコース勝ち馬や、京都の外回り2400m、阪神1600m、1800m、2400m好走馬は、このコース向く。ローカルの小倉1800m、2000m、新潟1800m、2200mの1000万クラスで、好走した馬は要チェック!(特に好タイムで勝った馬は、期待大)

・条件馬(クラシック未出走馬)は、東京1800~2400m、京都1800、2400m外回り、阪神、2400mで、好走(連対経験)があること。

・トライアル以外のレースで2桁着の馬は消し。

・中1週といったローテーションからの馬は消し。

・改めて、春のクラシック出走馬で掲示板に乗っている馬は、要注意。皐月、ダービーのどちらにも出走してどちらかでも掲示板に乗っている馬で2200m以上のレースで連対歴のある馬は、穴で一考してみる。

これで、来年は、バッチリか?!



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