ウ、ウマ~な生活

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2020 G1 東京優駿(日本ダービー) 回顧録

2020-05-31 21:13:00 | G1レース予想

東京競馬場で行われた第87回日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m・1着賞金2億円)は、好位の内で脚を溜めていった福永祐一騎手騎乗の1番人気コントレイル(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で馬場の真ん中から突き抜け、中団から大外に出されて伸びた2番人気サリオス(牡3、美浦・堀宣行厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒1(良)。

◎コントレイルが、父ディープインパクトに並ぶ、「無敗の2冠馬」になりました。いや~、素晴らしかったです。前日のブルーインパルスの「飛行機雲」の「エール」に見事に応えましたね。

スタート直後、好位に付けるとあとは、直線ではじけました。△サリオスの猛追もあの差は、どこまで行っても縮まらなかったでしょうね。最後は、流しているように見えましたから。

正直、あの展開になるとは、予想していませんでした。サリオスの方が前にいると思っていましたから。しかし、コントレイルがあの位置を獲ってしまったら、後ろから行く馬は、まず捕まえられないでしょ。「テン良し、中良し、終い良し」を絵に書いたような勝利でした。

ただ、横山典騎手の奇策にも、動じず、馬の力を信じて乗った福永騎手も素晴らしかったです。2年前にワグネリアンでダービーを勝てたことが、間違いなく今日の勝利につながっていると思います。もし、勝っていなかったら、今日のような落ち着いた騎乗はできていなかったでしょうからね。

先週の松山騎手もそうでしたが、「人馬一体」の見事な勝利でした。

無事に夏を越せたら、「3冠」が見えてきますが、この馬、血統的には「菊花賞」は、向いていない気もしています。すでにこの時期に完成されたディープ産駒ですし、べストは2000mくらいでしょうからね。ただ、期待はしちゃいますよね。まぁ、昔に比べて、菊花賞も、ズブズブのスタミナ勝負のようなレースにはならないですから、マイルを2回走るくらいの気持ちで行けば、「令和初の3冠馬」の誕生も見れるかもしれません。(その前の週に、デアリンクタクトがその、「3冠」を達成するかもしれませんが・・

3冠達成の暁には、「ディープインパクトの最高傑作」の称号を与えても良さそうです。競馬予想家の「亀谷敬正」氏いわく、「競馬は農業」という言葉が、まさにピッタリのこの馬。ディープインパクトのいいところを見事に継承した、血統です。競走馬としても、種牡馬としても、父ディープインパクトを超える成績を残してもらいたいですね。

今年は、新型コロナウィルスの影響で「無観客レース」になってしまったことは残念でしたが、菊花賞の頃には、超満員の競馬場で競馬をさせてあげたいです。

2着は、△サリオス。今日の東京競馬場の馬場は、欧州血統の馬、特に、トニービンと、サドラーズウェルズの血を持った馬が、かなり、馬券になっていました。先週のオークスもそんなに時計は速くなかったので、ひょっとしたらと思っていたら、その傾向は続いていましたね。そんな馬場でもコントレイルはぶっちぎって勝っちゃうんですから、バケモノです。

馬場は、サリオスに向いていましたが、やはり、この馬には、まだ、2400mは長かったということでしょうね。個人的には、調教もあまりよく見えませんでしたが、大型馬なので、あんなものなんでしょう。

来年の今頃には、マイルから2400mでは、トップクラスの性能を示せていると思いますが、血統的に晩成のハーツ産駒だけに、完成はまだ先だとは思いますが、それでも、2着に来るんですからこの馬もバケモノだと思います。今回、皐月賞よりも、着差は付きましたが、この2頭のライバル関係は、いつかは、逆転するかもしれません。ただ、今年のダービーに関していえば、生まれた年が悪かったとしか言いようがありませんね。

秋は、どの路線に行くのでしょうかね・・。?天皇賞?菊花賞?あるいは、マイル路線。どこに行っても、アーモンドアイや、コントレイルがいるんで、今年は、グッと耐えて、成長を待ちましょう。

3着に☆ヴェルトライゼンテ。「虎の巻」のデータを無視してまでも買った甲斐がありました。ただ、「皐月賞で、6着以下になった馬の巻き返しというパターン」というデータには合致していたんですけどね。

予想でも、書きましたが、この馬と、○コルテジアは皐月賞で不利なレースをさせられた口で、皐月賞よりは、枠も馬場条件も良くなった今回、皐月賞より、着順を上げる可能性はありました。調教も良く見えましたしね。

G1、G2での連対歴のあったこの馬が、「10番人気」とは、なめられたものでした。(まぁ、実際、連系の馬券は売れてたわけですけどね・・

後、サリオスの時にも書きましたが、今日は、欧州血統向きの馬がよく来ていました。「ドリジャ×ドイツ血統」のバリバリの欧州血統のこの馬が来たのも頷けます。ちなみに4着のサトノインプレッサも母系は、フランス血統ですからね。来年以降もオークス、ダービーともに、当日の馬場状況は要チェックです。

虎の巻」では、消したデータでしたが、やっぱり、人気とかで、馬を消しちゃうのはナンセンスなのかなぁ・・ちゃんとレースを見て、判断することが大事だと改めて考えさせられました。

この馬の上は、ワールドプレミア。昨年の菊花賞馬です。この馬も、血統的には晩成でしょうし、秋以降の成長が楽しみな1頭です。

○コルテジアは、直線に向いたとき、これはやったか!と一瞬思ったのですが、飲み込まれていっちゃいました・・。14番人気をかなり「攻め」て買いましたが、2週続けてそんなにウマくは行きませんでした。

ただ、今日の馬場は、血統的には合っていたと思ったのですが、レース後に騎手のコメントで、「距離が長かったかも」とのことで、やはりこの馬は、2000mくらいまでが適距離なんでしょうね。

▲サトノフラッグは、11着。国枝調教師のコメントにあるように、かなり、精神的なギャップがある馬みたいですね。確かに、弥生賞の時の脚は父を彷彿させましたが、前回も、今回も、途中でやめるようなところが出ました。こういった馬は、今後も、買いにくいですね。いわゆる、「ピンかパー」の馬ですから。G1ではあまり手を出さない方がいい馬かもしれません。あと、やっぱり、長くいい脚が使えるタイプではなさそう。やっぱり、中山コース向きでしょうか。

×ガロアクリークは、6着。予想にも書きましたが、皐月賞の3~8着馬はどう入れ替わってもおかしくないと書きましたが、このダービーもそんな感じです。3~8着馬まで、0,2秒差ですからね。テン乗りの川田騎手も良くやった方です。調教師は、秋、「菊花賞」に向かうとの発言をされていました。キンサシャサノキセキ産駒が菊花賞でどんな走りをするのか今から楽しみです。同じキャラのドリームパスポートは、馬券になりましたらね。

ということで、今回、いつもより、大目の資金で勝負した結果、僅かですが、プラス収支になることができました。まぁ、本線ではなかったですし、人気2頭が絡んだ結果だけに、ガミリも覚悟していましたが、少しのプラスでも良しとします。

ナント言っても、無敗の2冠馬誕生を見ることができて、馬券も当たったんですから、良しとしなければ。

これで、VM,オークス、日本ダービーと、僅かづつではありますが、馬券を的中することができて、何とか、あと2戦、安田記念と、宝塚記念で、プラスにもって行けるようなところまで、盛り返してきました。

この勢いを大切に、さらに予想に磨きをかけたいところです。

来年も、馬券が当てられるように、「虎の巻」を加筆しておきます。

 

ダービーの馬券はこの2パターン。

 ・1つは、皐月賞の馬券に絡みながら、フロック視され、ダービーでも、伏兵扱いをされ、穴をあけるタイプ。

 ・もう一つは、皐月賞で、6着以下になった馬の巻き返しというパターン。

・皐月賞直行組は、1~3着馬(1800m以上で連対馬のみ)。それ以下からの巻き返しは、皐月賞で5番人気以内で、負けた馬のみ。

・皐月賞出走で掲示板以下からの巻き返すには、前走で重賞連対必至。

・内枠・先行有利。雨ならさらに。先行馬で2200m以上で34秒台のある馬は要チェック。差し馬なら、マイル以上で33秒台の経験があること。

・7,8枠で馬券になるのは、2000m以上のG1,G2の重賞連対馬のみ。

・1番人気は買っておくべし

1800m以上での連対は、必至!(ただし、牝馬なら、G1勝ちくらいレベルならマイルでもOk)

・NHKマイルC組は、勝ち馬を含めて、1800m以上の重賞勝ちか、2000m以上のレースで勝ち鞍のある馬のみ。皐月賞からの転戦なら、リフレッシュ度が重要で、調教が前走以上のパフォーマンスなら、買い。

・トライアル組は、「青葉賞連対馬」と「京都新聞連対馬」のみ。青葉賞は、馬券対象外からも過去馬券に絡んだことはあるのですがその場合、1800m以上の重賞勝ち鞍があること。基本は、皐月賞組が強いので、レースのレベルで比較を。

・その青葉賞組は、1着馬以外は、青葉賞以前に重賞に出走した経験がある馬しか、馬券に絡むことがでない。青葉賞で連対したとしても、それ以前の重賞に未出走なら、「消し」

・京都新聞杯組で、買えるのは、最先着したディープ産駒のみ。「1枠」を引くか「先行できる」ことが条件。

・プリンシパル組は、2000m以上の重賞連対か、マイル以上の重賞勝ちのある1番人気で連対した馬のみ。

・皐月賞より前からのローテの馬は、消し。

・重賞未勝利馬は、2000m以上の重賞で連対か、皐月賞出走で2000m以上のオープン勝ちのある馬のみ。

・1勝馬は、2000m以上の重賞で連対かつ、G1で連対経験のある馬のみ。

・皐月賞時点で、1800m以上の重賞勝ちをしていたのにもかかわらず、皐月賞に出走しなかった馬が、トライアルを経て、ダービーに出走して来たら、要注意。(小回りを嫌って出走しなかった可能性があるため)

・皐月賞で、6番人気以下かつ、6着以下だった馬は馬券に絡まない。

・皐月賞で6番人気以下から3着以内に入った馬で、勝ち馬以外でダービーで馬券になるには、1800m以上の重賞勝ちのある馬のみ。

・阪神1800m、2000m、京都1800m、2200m、中山1800m、2000m、東京1800、2000、2400m好走馬は買い。特に、「きさらぎ賞」、「弥生賞」、「スプリングS」、「皐月賞」好走馬は買い。

・当日の馬場をチェック。速いタイムならディープ、キンカメ産駒。

これで、来年はバッチリか・・?



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