東京競馬場で行われたフェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)は、先手を取った武豊騎手騎乗の1番人気インティ(牡5、栗東・野中賢二厩舎)が、そのまま直線に入って後続を突き放し、唯一差を詰めてこれた2番人気ゴールドドリーム(牡6、栗東・平田修厩舎)をクビ差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。
〇インティが破竹の勢いのまま、7連勝でダート王のタイトルゲット。武豊騎手の絶妙な手綱さばきは今年も健在でG1制覇です。前で強い馬があのペースで逃げて、御終いもあの末脚を繰り出されたら、他の馬は、成す術がありませんね・・。まさに、「テン良し、中良し、終い良し」今回、出生できなかったルヴァンスレーヴとのダート王頂上決戦が今後、楽しみになりました。
2着に◎ゴールドドリーム。まだまだ、ダート界では、この馬は、強いです。強い4,5歳世代が出てきて、世代交代の波が押し寄せるなか、この馬の存在感は未だ健在。ルメール騎手が乗り続けている内は、買いでしょう。ただ、本当に、若い世代が強くなってきたので、その座は危ういですね。中京、東京の左周りコースなら、まだやれるでしょう。
3着にユラノト。土曜日の予想で、「昨年までなら買いたくなる馬」と評したこの馬。そのまま買っておけば・・、と後悔しても遅かったです。インティが作る流れなら、この馬が残るかもという目論見もあったのですが、読みが甘かったです。「虎の巻」のデータは、やはり、スゲーな。ここ数年、「根岸S」組が馬券になっていますが、この馬もそうでしたが、根岸組で馬券になった馬は、マイル以上のオープン勝ち実績があれば素直に買いでOKですね。
▲サンライズソア、△サンライズノヴァのサンライズ2騎は6,7着。ソアは展開は向いたと思うんだけど、少し力不足だったかな・・。ノヴァは、やっぱ、脚抜きのいい馬場でこそかも。力のいる馬場は向いていないと感じました。あと、やっぱり根岸Sを着外に負けた馬はいらないな。
×ノンコノユメ、オメガパヒュームは、相性のいい外枠でしたが、今回の遅い流れでは、後ろからでは間に合いませんでしたね・・。お行儀の悪い、ノンコは、ゲートで立ち上がり、オメガはそのあおりを食ったわけではないでしょうが、イマイチでした。ノンコは展開、そして、オメガは、左回りがイマイチってこともありましたけど、マイルも少し短かったかも。
結果、3連単の勝負は、惨敗。しかし、この買い方で今年は、行きます! ◎〇は間違えてなかったし、3着のユラノトは8番人気なのに、3連単、66倍とは、思ったほどついてなかったなぁ。みんな買い方が上手いです。
あと3着馬も6頭に絞ったのもよくなかったかな。まだ試行錯誤ですからね・・。「虎の巻」のデータで残った馬で、3連単、万券なら、積極的に買ってみたいとも思います。まぁそれも、8頭くらいまでかな。まだ、初戦ですから、手探り状態ですが、これが、形になればいいなぁ・・。
とりあえず、昨年までの「虎の巻」を踏襲しつつ、少し、リニューアルで書いておきます。
・7歳以上で、G1勝ち、フェブラリーSで馬券になったことのない馬は消し。逆に7歳でも、過去1年以内に、マイル以上のG1連対がある馬なら、狙っても良い。(ただ、1着は無いかも・・)
・近2走で、どちらかで連対している馬は、買い。特にG1の馬券対象馬は買い。(3着まで)
・重賞連対歴のない前走、条件戦出走馬は消し。
・ダートのマイルG1勝ち馬も買い。コースは、芝・ダ東京1600.盛岡1600m
・マイル以上の重賞勝ち馬も買い。特に東京1600、京都1800、阪神1800、大井2000、川崎2100の重賞勝ちは要チェック。
・根岸S組は、マイル以上で勝ちのある馬か、東京1600mの重賞で馬券対象になったのみ。馬券的には3着までの馬で十分。
・根岸S着外からの巻き返しは59kgを背負っていた馬のみ。
・「東海S」馬券対象馬は、買い。このレースに直結する。中京1800mコースの好走歴のある馬は要チェック。
・近年は、ロベルト、サンデー(ゴールドアリュール)、ミスプロ系が強い。逆にクロフネは相性が悪い。
・外国人ジョッキーは買い。
・雨なら、差しも効くが、基本、時計のある、前目で踏ん張れる馬が強い。晴れなら、スタミナのあるパワータイプの馬が強い。
・東京コースは、カーブが2回なので、スピードの持続力が必要。前目の馬が有利で、前走より、距離短縮の馬が有利。外枠が芝を走る距離が長いので、芝力がある馬が外に入ると有利。内枠は揉まれるので先行できない馬は不利で、外枠は、その分有利。
・芝からの転戦組は、G1馬以外は消し。(ダート未出走の馬で、人気になっている馬は、特に軽視しても良い。ってか、ダート初出走の馬は、人気になっていれば、G1馬でも、消しで正解!)
・地方馬は、2000m以上の交流G1を勝つくらいのレベルの馬なら、買ってもいいが、それ以外なら、消し。
・このレースは、リピーターレースでもあるので、東京1600mで、好走した馬は買い。
・フェブラリーSは、距離短縮馬が活躍しやすい。特に、根岸S以外からの距離延長で出走はいらない。その根岸S組も前述のように、3着までの馬か、59kgを背負って負けた馬い以外はいらない。根岸とフェブラリーSの馬場が似ていると根岸組の台頭あり。
・東京1600mは芝スタートなので、阪神2000mと共に、好走した馬は、買い。
・東京コースの重賞(1400、1600m)で連対歴のある馬はプラス評価。
・牝馬は、牡馬混合重賞勝ちか混合G1連対のある馬のみ。
これで、来年はバッチリか!?