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てらまち・ねっと



 バブルの時代、そしてバブルがはじけた時代、つまり1980年代後半から90年代初頭の好況のころ、全国で進められたゴルフ場開発に反対する運動をしていた。全国ネットワークの立ち上げにも関わった。それだけ、ここ岐阜県も開発計画が酷かったから。

 開発自体はもちろんだけど、理由の一つは農薬の多用による環境への悪影響。
 個人的には、もともと有機農業で農薬を使わない農業続けていたので、除草剤は徹底的にきらった。
 当時の除草剤の象徴の薬剤の一つは「グラモキソン」。もちろん、製造中止になっている。

 今、主流は「ラウンドアップ」。この薬剤に関して、アメリカで判決が出た。
 ★≪除草剤で末期がんに、米裁判所 モンサントに約320億円の支払い命じる/AFP=時事 2018/8/11≫

 そこで、「ラウンドアップ」のネット情報からいくつかを記録。

●ラウンドアップマックスロードはここがすごい!!/ラウンドアップ マックスロード/ 農業屋.com/☆散布後、1時間後の雨にも強い!!  ☆展着剤いらず!!  ☆多くの作物登録があり、いろんな場所で活躍!!  ☆高い安全性が、世界でも評価!!

 それだけ、広く使われている。
 しかし、前記の通り判決は厳しい。

 ★≪学校用務員だったドウェイン・ジョンソンさんが悪性リンパ腫に罹患したのは使用していた除草剤ラウンドアップが原因 農薬大手モンサントに約320億円の支払い命令/モンサントの見解を支援する科学者のひとりは「ラウンドアップを1リットル飲んでも害はない」と主張/日本の科学と技術 2018/08/11 ≫

 学者の「ラウンドアップを1リットル飲んでも害はない」は、同旨を過去にあちこちで聞いた。
 例えば、ゴルフ場開発に反対する運動が盛んになったころに、ある学者が「農薬は砂糖と同じ」という話をしてケンケンガクガク。
 業者は金をふんだんに儲けるだけで、その被害には知らんふり。

●除草剤ラウンドアップは「安全」、モンサント親会社の独バイエルが主張/AFPBB News 2018年8月12日

 でも、時代は進む。あきらめないこと。
●メキシコ先住民がモンサント社に勝訴、EUも遺伝子組換え作物排除へ! 3代目当主の死去でロックフェラー家の人類支配に終焉の兆しか!?/TOCANA 2017.10.30

なお、昨日8月15日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数4.046 訪問者数1,233」だった。

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 ●ラウンドアップマックスロードはここがすごい!!
         ラウンドアップ マックスロード/ 農業屋.com
☆散布後、1時間後の雨にも強い!!
除草剤の成分は、散布後、葉や茎から吸収されて、効果を発揮します!
そのため、散布後に雨などが降って、除草液が流されてしまうと、効果が低下してしまうという弱点が従来品にはありました。
しかし!
ラウンドアップマックスロードは、高い吸収力があり、散布後1時間で、雨が降ってしまった場合でも、95%の効果を維持することができます!

☆展着剤いらず!!
葉や茎への吸着/吸収効果を高めるための展着剤成分が、既に含まれているため、これ一本で使えるところが大変便利です!

☆多くの作物登録があり、いろんな場所で活躍!!
作物登録がない除草剤は、農地において使用できません。
ラウンドアップは、果樹、豆類、野菜、芋、米、麦、雑穀、花木類など、たくさんの作物登録があるため、安心してお使い頂けます。

☆高い安全性が、世界でも評価!!
雑草の茎葉にかからずに土に落ちた成分は、散布後1時間以内のごく短時間で土の粒子に吸着して、その後微生物のえさとなって自然物に分解します。・・・(略)・・・

●除草剤で末期がんに、米裁判所 モンサントに約320億円の支払い命じる
          AFP=時事 2018/8/11 13:01
【AFP=時事】米カリフォルニア州在住で末期がんと診断されている男性が、がんになったのは農薬大手モンサント(Monsanto)の除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」のせいだと同社を提訴した裁判で10日、陪審はモンサントに約2億9000万ドル(約320億円)を支払うよう命じた。

 陪審は全員一致で、モンサントの行動には「悪意があり」、除草剤「ラウンドアップ」とその業務用製品「レンジャープロ(RangerPro)」が、原告のドウェイン・ジョンソン(Dewayne Johnson)さんの末期がんの「実質的」な原因だったと結論付けた。モンサントは上訴する意向を示した。

 8週間の裁判で、サンフランシスコの裁判所の陪審は懲罰的損害賠償金2億5000万ドル(約280億円)と補償的損害賠償金やその他の費用を合わせた計約2億9000万ドルを支払うようモンサントに命じた。

 グラウンドキーパーとして働いていたジョンソンさんは2014年に白血球が関与するがんの非ホジキンリンパ腫と診断された。同州ベニシア(Benicia)にある学校の校庭の管理にレンジャープロのジェネリック製品を使用していたという。

 世界保健機関(WHO)の外部組織である「国際がん研究機関(IARC)」は2015年にラウンドアップの主成分であるグリホサートを「おそらく発がん性がある可能性がある」物質と指定し、カリフォルニア州が同じ措置を取った。これに基づいてこの裁判は起こされた。

 モンサントは声明で「ジョンソン氏と家族に同情する」と述べた一方、「過去40年、安全かつ効果的に使用され、農業経営者などにとって重要な役割を担うこの製品を引き続き精一杯擁護していく」として上訴する意向を示した。

■同様の訴訟 相次ぐ恐れ
 今回の裁判はモンサント製品のせいでがんを発症したと提訴した最初のケースだった。モンサントが敗訴したことで最近ドイツの製薬会社バイエル(Bayer)に買収されたばかりの同社を相手取って数百件の訴訟が起こされる可能性が高まったと専門家らは指摘している。

 法廷で頭を垂れて座るジョンソンさんの後方に座っていたジョンソンさんの弁護団の一員で故ロバート・ケネディ(Robert Kennedy)元司法長官の息子に当たるロバート・ケネディ・ジュニア(Robert F. Kennedy Jr)氏は、「この評決をきっかけに今後新たな裁判が次々に起こるだろう」と述べた。

●学校用務員だったドウェイン・ジョンソンさんが悪性リンパ腫に罹患したのは使用していた除草剤ラウンドアップが原因 農薬大手モンサントに約320億円の支払い命令
      日本の科学と技術 2018/08/11
米カリフォルニア州在住で末期がんと診断されている男性が、がんになったのは農薬大手モンサント(Monsanto)の除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」のせいだと同社を提訴した裁判で10日、陪審はモンサントに約2億9000万ドル(約320億円)を支払うよう命じた。(除草剤で末期がんに、米裁判所 モンサントに約320億円の支払い命じる JIJI.COM/AFP/YAHOO!JAPANニュース 2018/8/11(土) 13:01配信)

モンサントの見解を支援する科学者のひとり、パトリック・ムーア博士は「ラウンドアップを1リットル飲んでも害はない」と主張している。… インタビュアーはムーア博士に対し、グリホサートの入ったグラスを裏に用意してあるので、カメラの前で飲んでみてくださいと持ちかけた。しかし、ムーア博士はそれを拒み、このインタビューはゴールデンライスに関するものだったはずだ、と怒って退席した (科学者「モンサントの除草剤は飲んでも安全」じゃ、飲んでみて? と言ったら……
・・・(以下、略)・・・

●除草剤ラウンドアップは「安全」、モンサント親会社の独バイエルが主張
        AFPBB News 2018年8月12日 14時18分
【AFP=時事】米カリフォルニア州で、除草剤「ラウンドアップ(Roundup)」の発がん性の警告を怠ったとして、農薬大手モンサント(Monsanto)に約2億9000万ドル(約320億円)の支払いを命じる陪審評決が出たことを受けて、最近モンサントを買収したドイツの製薬大手バイエル(Bayer)は11日、ラウンドアップは「安全」と主張し、評決をはねつけた。

 バイエルは声明で、「科学的結論、世界中の規制当局の見解、数十年にわたってグリホサートを実際に使用してきた経験に基づき、バイエルはグリホサートが安全で、発がん性はないと確信している」と述べた。ラウンドアップはモンサントの主力商品。

 バイエルは、別の陪審による別の訴訟ならば、今回とは異なる評決が出た可能性もあると指摘している。今回の裁判はグリホサートのせいでがんを発症したと提訴し公判にこぎ着けた最初のケースだった。

 米バージニア州にあるリッチモンド大学(University of Richmond)のカール・トビアス(Carl Tobias)教授(法学)は、モンサントが「ラウンドアップの発がん性を予見していた、または予見しているべきだった」と原告が証明したことは、現在モンサントを相手取って損害賠償請求訴訟を起こそうとしている人たちに有利に働き、モンサントに対する新たな訴訟を促すものにもなると指摘した。

 トビアス教授によると、上訴審で損害賠償額が減額される可能性もあるが、上訴審での敗訴のリスクや、敗訴や訴訟を続けることで生じる悪評を考慮してモンサントは現在、和解を望んでいる可能性もある。しかし現時点での和解は、モンサントが不利な証拠を抱えていると考えていることを公にすることになりかねないという。

 非営利団体「米国中の母親たち(Moms Across America)」の創設者で常務理事を務めるゼン・ハニーカット(Zen Honeycutt)氏は、「ジョンソン対モンサント事件の評決は、全人類と地球上の全生物にとっての勝利だ」と述べた。

 フランスで反モンサント運動を主導し「Un paysan contre Monsanto(モンサントと闘う農民たち)」という著書もあるポール・フランソワ(Paul Francois)氏は今回の裁判についてAFPに「私は彼らのことを考え、この結果が彼らの助けとなり、彼らにたくさんの希望を与えると自分自身に言い聞かせていた」と話し、今回の評決は世界中で反モンサント運動を行っている人たちの励みになるだろうと述べた。

 フランスのブリュヌ・ポワルソン(Brune Poirson)国務相・環境連帯移行大臣付副大臣は、「歴史的な評決」と称賛し、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が推し進める3年以内にグリホサートの使用を禁止する試みが正しいと証明するものだとツイッター(Twitter)に投稿した。

●メキシコ先住民がモンサント社に勝訴、EUも遺伝子組換え作物排除へ! 3代目当主の死去でロックフェラー家の人類支配に終焉の兆しか!?
      >TOCANA 2017.10.30
 遺伝子組み換え種子(GM種子)をはじめ強力な除草剤や殺虫剤など、最先端の農業技術を抜きにしてもはや今日の農業は成り立たないともいえる。しかし、健康や地域へのリスクを憂慮し、こうした最先端農法に異を唱える声や反対運動も少なくない。そして実際に、世界の各地で遺伝子組み換え作物(GMO)農業技術の禁止が相次いでいる。

■地元先住民たちの抗議活動が巨大バイオ企業に勝利!
 GM種子の使用を前提とした農業技術が世界的に普及している昨今だが、そこで最も懸念されているのが、強力な除草剤や殺虫剤が及ぼす健康や土壌への悪影響である。GM種子は単独で品質や収穫量に貢献するばかりでなく、遺伝子操作技術によってこうした強力な除草剤に耐えられる強さも獲得しているのである。ちなみにGM種子生産販売の最大手であるモンサントはGM種子と共に、「ラウンドアップ」という商品名のグリホサート系の除草剤を“セット販売”している。

 こうしたリスクをはらんだGMO農業は当然ながら地場産業への“副作用”もはらんでいる。
・・・(以下、略)・・・



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