テーマ:地元再発見!(868)
カテゴリ:地元339
新型コロナウイルスの影響で修学旅行や遠足などさまざまな行事が中止となる中、羽生市井泉小学校で21日夜、学校の遊具や校舎を電球で彩るイルミネーションの点灯式があり、150発の花火も打ち上げられた。普段見慣れている学校が幻想的な世界に生まれ変わり、子どもたちをはじめ保護者からも歓声があがった。
企画したのは、同小に通う児童の父親の有志でつくる「おやじの会」。子どもたちが楽しみにしていたイベントが次々と中止となり、「何かできることはないか」と九月ごろから準備してきた。 費用に充てる一口五千円の協賛金は、メンバー十五人ほどが市内の事業者や個人を一軒一軒訪ね歩いて依頼した。中にはコロナで売り上げに影響が出ている飲食店もあったが、「子どもたちのためなら」と協力してくれる店舗もあった。最終的には計百八十の事業者・個人から協力を得た。 当日は午後五時半すぎに約四万球のイルミネーションが一斉に点灯。午後七時から五分ほどの間に花火が次々と打ち上がった。集まった子どもや保護者らは笑顔で夜空を見上げ、花火が終わると自然と拍手が湧き起こった。六年生の高谷結菜さんは「想像以上にすごくきれいで、めっちゃよかった」と喜んだ。 おやじの会の長沢雅己会長は「コロナで子どもたちも我慢しているけれど、夢は忘れないでほしい。応援してくれる人がいることも伝わってほしい」と話した。 同校のイルミネーションの点灯は二十七日まで、午後五時半〜七時に行われた。一般の人も校庭に入って見学できた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月28日 21時14分22秒
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