田んぼの稲の葉に止まるシオカラトンボ。白っぽいのがシオカラトンボで、茶色っぽいのをオニヤンマって呼んじゃってるのだけど、シオカラトンボも茶色いのがいるのですね。(→シオカラトンボ/デジタルトンボ図鑑)
そういえば、トンボの種類ってあまりよく知りません。秋に稲が実ったころにいっぱい飛んでいる小柄で色の濃いトンボは全部「赤トンボ」…って言ってたけど、実際の種類は何なんだろう。(→赤とんぼというトンボはいない? 知ってるようで知らない赤とんぼの謎/tenki.jp)
よく見かけるのは黒い羽根のトンボ(これかな→ハグロトンボ/デジタルトンボ図鑑)。漆黒の羽根が、目立ってキレイなので好きです。でも、トンボ全般、動きが速いので写真はめったに撮れません。今日の写真も、たまたま撮れて、しかも遠くからだったからトンボは小さく写ってて、写真をトリミングして拡大してます。
近所の田んぼは、年々減っていて、今年もまた、宅地に転用されたり資材置き場になってしまったり、田植えされずに草ボウボウのままだったりする田んぼが多いです。
子どもの頃から見慣れた光景だから、田んぼがなくなるのは寂しい。私の中では田舎の象徴のようなものなんだけど、田んぼがあるから四季が身近に感じられるし、そこに集う生き物たちに癒されます。
↑哀愁のアマガエルくん
田植えのために田んぼに水が入ると一斉に、どこから沸いたのかと思うくらい急にカエルたちが鳴き出します。秋には虫たちの大合唱。田んぼの生き物を狙って、アオサギやシラサギ、カモなどの鳥もやってきます。
秋には実った米を狙った雀たちも来ます。田んぼの上にはネットが張られて鳥除けがされているのだけど、道沿いには、お散歩途中のワンコたちが食べ散らかした米が落ちていたりして、そのおこぼれを雀が食べてます。そう、ワンコが、道沿いに頭を垂れた稲穂をつまみ食いしたりしてるんです。ワンコ、雑食。っていうか、実ったお米、食べちゃダメ。
そんな感じで、ワンコのお散歩コースにもなっている、我が家のキッチンの窓から見える道路沿いの田んぼ。ワンコ観察しつつ、田んぼの稲の生長も見つつ、そこにやってくる生き物たちも観察できて楽しいです。
↑今年はバッタくんが多い。
【今日の撮影機材】
カメラ:Canon EOS 9000D →楽天市場 / Amazon / 価格.com
レンズ:EF-S60mm f/2.8 Macro USM →楽天市場 / Amazon / 価格.com
date:2020/8/5
※写真は縮小・トリミングしています。