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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
結局,日本シリーズの相手は,ホークスに決まった。ライオンズファン諸兄には失礼な言辞となることをお許し願えれば,まさに昨年の忘れ物を取りに行く相手としては格好のマッチアップになったとも言えるのである。
いうまでもなく往年の南海ホークスは言わずとしれた常勝球団であり,一方のカープは「球界のお荷物」だった。ようやくカープがその壁を破った1975年は,阪急ブレーブス黄金時代の中でホークスは2位が精一杯。やがてカープは黄金時代を築くのと同時に,ホークスは絶望の淵に沈んだ。やがてホークスは福岡に移り,徐々に力を付けて優勝に手が届いた頃には,今度はカープは「失われた二十余年」に入ってしまい。PSGでのホークスとのマッチアップは白昼夢に過ぎなかった。ようやく昨年と思ったら,緒方の稚拙な采配で日本シリーズ行きを逃す始末。ようやく今年,カープとホークスの日本シリーズが叶うこととなったのは,私にとってはまことに感慨深い。惜しむらくはパシフィックの2位からの進出という点だが。 もちろん,ホークスは私が愛した緑のユニフォームのチームではない。しかし,今年ホークスは創業80周年。前の会社は意図的に南海という暖簾を無視してきたのだが,現会社はちゃんと南海ホークスという歴史を尊重してくれているからよしとしよう。そして南海ホークスと言えば鶴岡一人親分である。広島の生んだ偉大なる球人。カープもまた鶴岡親分に多大なる恩義を受けている。そのひとつに,南海ホークス最終年まで続いた大阪球場での南海ー広島オープン戦があった。これはもともと余りにも弱すぎてオープン戦もまともに組んでもらえなかったカープに対し,鶴岡親分が胸を貸してくれたのがそもそもの始まりである。 と,いうわけで,個人的にはまあどちらが勝ってもいいくらいの気持ちでいるのだが,それではカープファンとして,鶴岡親分に受けた恩義を返すことにはならない。やはり勝ってこそ恩返しになるのだ。なので,ここは何が何でも必勝である。一部カープファンには,今のホークスとやって勝てる気がしないという言辞も聞こえるところだが,とんでもない敗北主義思想である。 勝機があるのかって?もちろんあるよ。何せベイスターズでさえあの去年のホークス相手に2勝してるんだからね。つけ込む隙は必ずある。あとはそこを狙い打ちできるかどうかにかかってくるだけ。それについては,追い追い書いていきたい。 てゆーか,今はひとことだけ。 「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」(アントニオ猪木) まず勝つことを考えよ。 BlogPeopleSIGMA People (後記) 引っ越し,新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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