ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

カープファンには相当おバカさんが多いのかどうかは知らないが，この期に及んでもなお緒方の指揮官としての資質を問えない向きが多いやに聞く。しかし，もういい加減にしようといいたい。

それが３連覇をした監督が無能なわけがないという素朴な感情からきているのか，それとも我等の指揮官がはだかの王様であることを認めたくない心理から来ているのかは，知らぬ。しかし，だめなものはだめ，莫迦なものは莫迦なんだ。その前提に立たないと，また二十五年間沈黙するよ。それを黙ってみているだけに終わるよ。私が保証する。だってそうだったんだもん，ほんの４年前まで。

前置きが長くなったが，今日の試合はまさにその集大成と言ってもいいくらいである。昨日の試合を受けての今日のスターターで，サード安部，堂林ベンチ。これでもう私は積極的に観戦する気をなくした。ツキのあるものは積極的に使えというのが勝負事の鉄則であるのに，緒方はその真逆をいったのである。これでもう勝てると思う方が間違っている。おそらく選手だってそうだっただろう。

そもそも論として，ドラゴンズ３連戦での安部のプレイのどこに，明日へと繋がるものを感じ取れというのだろうか。私はそれが理解出来ない。その中で生まれた堂林の一打は，明日へと繋がる活力になり得るものだったはずだ。それを緒方は斬り捨てた。結局，緒方は最後まで「緒方的なるもの」にしがみつくことを宣言したようなものである。ほんとうにバカバカしい。

そう，緒方は今日の試合，徹頭徹尾自らの手柄になる起用に拘ったのである。５回にハナクソを代打に送って一番あり得ない併殺打に終わったことで，いい加減我に天運なしと悟ってくれればよかったのだが，長野さんの起用でもうじんましんが出る寸前の緒方は聞く耳を持てないのかもしれぬ。８回に堂林が山口からヒットを打ったのは，きっと偶然ではあるまい。

ほんとうに，もういい加減分かってほしいよ。このままじゃ，今年のポストシーズンゲームがどうこうと言うより，来年はもうないよ。いや，それでもいいのか，一部ファンは。ひょっとしてまた｢弱いカープを一生懸命応援する」というMasturbationにすぎない物語に引き籠もるのかねえ。あーばかばかしい。てゆーか，そんなのと同じ天を仰ぎたくないよ。死んじまえ。

明日くらいまともな野球をやってんか。


BlogPeopleSIGMA People