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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
この時期のSNSネタとしては主力選手の契約更改情報がお約束となっているところであるが,弊ブログにおいては人の懐具合はネタにしないという不文律(と言うほどオーバーなものか)があるため,意図的にスルーしてきたところである。しかし,きょうはそのお約束を一部変更して,ちょっとばかし契約の話について書いてみたいと思う。
本日田中広輔の来シーズン契約交渉が行われ,推定3000万円ダウンの1億5000万円で更改したようである。中堅選手一人分(ちなみに西川龍馬の今季推定年俸が3100万円)であるし,17パーセントダウンという数字は,決して少ないものではない。しかし,正直なところ,もっと減らされると思っていた。 弊ブログで何度も強調しているとおり,年俸1億円を超えるような選手は,もはやチームの勝ち負けに責任を負うべき選手である。今シーズンのカープの不始末はいうまでもないところであって,主力選手の来季契約にはその点も加味されるべきであろうと考える。これがまあ誠也のように獅子奮迅結果を出した選手ならまだしも,今年の田中の成績不振は敢えて数字を上げるまでもないから,もっとがっつり減らされても言い訳できないだろうなと思う。本来なら。 その意味では,ある意味この3000万円減という数字は温情に近いものがあると言ってよいかもしれない。膝のけがを抱えていたことは事実だし,それで試合に出され続けていたことも汲むべき情状としてある。しかし,これが一番大きいのかもしれないが,カープの場合,1年程度の不成績では主力選手の年俸を大きく下げないという不文律があるようだ。今回の数字には,そういう意味合いも込められているというべきだろう。しかし,果たしてそれが本当にいいのだろうか。 一方で,田中が戦列を外れたあとショートの座を守った小園は,推定200万円アップの1000万円で更改している。同じショートのライバルの根尾が減俸になってなおこの小園の数字より多いということでWEBニュースのネタになったりもした。正直,この小園の来季年俸は私に言わせれば不当だ。倍増くらいでもよかった気がする。しかし,これまたカープの不文律として1年程度活躍したくらいでは思い切って上げないと言うことがあるようだ。これは,果たして組織としてモチベイションをあげることができるのだろうか。個々の選手のモラールを保てるのだろうか。私には疑問である。 こういう査定をしている理由はいろいろ考えられるし,きっと反論もあるところだと思われるが,私が提起しているのはあくまでも組織論として考えればどうかという問題である。正直な話,今カープがやってることは結局のところ総年俸抑制のためだけではないか。それで丸は出ていったのだと思う。まあ,彼の場合はもっと別の事情があるけれども。 なので思う。もう,こんなことやめた方がいいんじゃない?だって,金ならカープの金庫の中にいやほどあるんだから。はっきり言って,こんなの,ハジメの蓄財に利用されてるだけなんだよ。 え?これが「カープらしさ」だって? ははははは,まだ騙されてんのかい?バッカじゃなかろか。 常識なるものを疑おう。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/12/03 09:54:04 PM
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