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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
昨日の文章にもこっそり紛れ込ませたのだが,転落への種はこっそりとやって来て,まさに知らんふりして通り過ぎるのである。昨日は城福浩監督を俎上にあげたが,況やカープをや。
幸いにして,かどうかはわからないが,カープは監督が交代した。ハジメ的には5年間で一応の区切りという体裁を取りたいのかもしれないが,今年に関して言えば緒方体制の終焉を,自らその崩壊を招くという形で現していたから,いかなることがあろうと続投というのはありえなかった。否,あってはならなかったのである。要するに道理を外すことはしてはならないのだ。 本来であればここで緒方くんの功罪を論じてもよいのだが,これはもう少し先延ばしする。ひとことだけ前振りするならば,少なくとも今年は,明らかに緒方体制では勝てないということが明らかになったということである。そして昨日書いたとおり,それが明白になった以上,続投はあってはならないのである。佐々岡が後任として適任かどうかはまた別問題であるが,緒方くんの「罪」の面を埋めることが求められていると言うことだけは言えるだろう。 もの知らぬファンは今年の4位という結果をどれだけ重大に受け取っているかは分からないが,重大に受け取るべき事案であると思う。3連覇したチームが,いとも簡単に崩壊したのである。その理由をギリギリ詰めないと,本当に暗黒時代がやってくるよ。まさか,それでいいと思っている向きは,ハジメとその手下の番犬以外にはいるまい。 築き上げるには長い時間がかかるが,崩壊は一瞬である。少なくとも私は「失われた二十余年」を経験してそれをまざまざと感じたところである。そうなった要因はいろいろ挙げられるのだが,主犯がハジメであることはいうまでもない。しかし,その犯行を容易ならしめた理由は,多くのファンの無関心にあったと断じて良い。北村透谷先生ではないが,熱意なきところに真摯はないと言ってよい。不作為は一種の犯罪なのである。 はっきり言って,たかが連覇が途切れただけではないのである。心あるファンは,ここに転落への危うい要素を見なければいけないのだ。それを感じ取るのは,すなわちファンのの熱意にあらざらんや。 全ての情感の底に「熱意」あり。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/12/09 10:11:10 PM
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