さあオークスです。
このオークス、前走桜花賞が重馬場で、先行した阪神JF優勝馬レシステンシアがアラアラになった最後の直線をあっさり差し切った3戦目のデアリングタクトが人気です。
そして、このオークスが3戦目のデゼルが2番人気!?
そんなに新参者に甘い汁を吸わせるほどオークスは、甘くないはず。
そもそも、オークスの1番人気ってどうなんでしょうか。
そして圧倒人気、2倍以下の馬の戦績は、どうなんですかね。
過去20年を調べてみました。
※ちょっと苦労しました。
年度 優勝馬名 1番人気馬名とそのオッズ
2000 シルクプリマドンナ 同 3.7
2001 レディパステル テイエムオーシャン 1.8
2002 スマイルトゥモロー シャイニンルビー 4.4
2003 スティルインラブ アドマイヤグルーヴ 1.7
2004 ダイワエルシエーロ ダンスインザムード 1.4
2005 シーザリオ 同 1.5
2006 カワカミプリンセス アドマイヤキッス 3.0
2007 ローブデコルテ ベッラレイヤ 2.6
2008 トールポピー リトルアマポーラ 3.9
2009 ブエナビスタ 同 1.4
2010 アパパネ/サンテミリオン 同 2.1
2011 エリンコート マルセリーナ 2.2
2012 ジェンティルドンナ ミッドサマーフェア 3.3
2013 メイショウマンボ デニムアンドルビー 3.3
2014 ヌーヴォデコルト ハープスター 1.3
2015 ミッキークイーン ルージュバック 2.7
2016 シンハライト 同 2.0
2017 ソウルスターリング 同 2.4
2018 アーモンドアイ 同 1.7
2019 ラヴズオンリーユー 同 4.0
ここ4年連続1番人気が優勝しているようですが、それまではオッズ2倍以下の大本命がバッタバッタ負けているのがオークスなわけです。
けっして人気に乗れない怖さがあります。
そして今年、桜花賞は重馬場です。ほとんど参考にならないと言っていいでししょう。話半分の実績と考えて、いつもは5着以内(掲示板)を10着以内に広げて検討していいと思います。さらに桜花賞の人気順も加味するべきとも思います。
桜花賞組のピックアップに時間がかかりそうなので、別路線を先に考えます。
毎年、フローラSと忘れな草賞は要注意と言われますが、忘れな草賞は、今年は稍重とはいえタイムが悪すぎると感じますのでウインマイティ―は切ります。
それに対してフローラSは、買いだと思います。
⑯ウインマリリン、⑤ホウオウピースフルは、さほど人気がありませんが、ある程度前に行ける脚もあって上位食い込みがかなり期待できると思います。
スイートピーS、デゼル。1番人気で後方から32秒台の脚で追い込んできました。広い東京の2400mは魅力的ですが、だれもが必死に追うGIの舞台でそんな楽な追い込みは無いと思います。また、前走32秒台の脚、疲労というより減りを心配します。私は、京都で33秒台、東京で32秒台の脚を使った馬の次走は、買いたくありません。そして馬体重、4キロ減じゃ…増えて出走していたら良かったのにと思います。
さて桜花賞組。話半分で10着以内、10番人気以内で検討します。
1着 ④デアリングタクト 2番人気 1+1=2
3着 ⑧スマイルカナ 9番人気 3+4.5=7.5
4着 ②クラヴァシュドール 6番人気 4+3=7
5着 ⑩ミヤマザクラ 7番人気 5+3.5=8.5
6着 ⑱サンクテュエール 3番人気 6+3=12
7着 ⑭フィオキアリ 14番人気 7+7=14
8着 ⑰マルターズディオサ 5番人気 8+2.5=10.5
10着 ⑥リアアメリア 4番人気 10+2=12
13着 ⑬ウーマンズハート 10番人気 13+5=18
着順と人気順/2を足して並べてみます。
人気順を重視するのは、やはり重馬場をあまり参考にしたくない、私の意思です。
1着 ④デアリングタクト 2番人気 1+1=2
4着 ②クラヴァシュドール 6番人気 4+3=7
3着 ⑧スマイルカナ 9番人気 3+4.5=7.5
5着 ⑩ミヤマザクラ 7番人気 5+3.5=8.5
8着 ⑰マルターズディオサ 5番人気 8+2.5=10.5
6着 ⑱サンクテュエール 3番人気 6+3=12
10着 ⑥リアアメリア 4番人気 10+2=12
7着 ⑭フィオキアリ 14番人気 7+7=14
13着 ⑬ウーマンズハート 10番人気 13+5=18
以上の結果から、上位3頭桜花賞上位から3頭は無条件でピックアップします。
④デアリングタクト
②クラヴァシュドール
⑧スマイルカナ
桜花賞4着までの実績ですから、異論は少ないと思います。
片や、フィオキアリ、ウーマンズハートは、残念ながらカットします。
⑩ミヤマザクラ
⑰マルターズディオサ
⑱サンクテュエール
⑥リアアメリア
ミヤマザクラは、福永騎手から武豊騎手に乗り替わり。どうもうまく取捨選択できないので、結論はパス。
マルターズディオサは、阪神JF2着、チューリップ賞優勝、桜花賞が8着なので見切るのは早いと思います。
サンクテュエールも桜花賞だけ。シンザン記念を勝った牝馬です。ルメールが跨っています。これは、買わないと祟りが起きそうです。
リアアメリアは、阪神JF6着から桜花賞10着。重馬場桜花賞とはいえ、戦績が見劣りします。
買いの順位をつけるとすれば、
⑱サンクテュエール
⑰マルターズディオサ
⑩ミヤマザクラ
⑥リアアメリア
となります。
⑱、⑰は買い、⑥は切り、⑩は悩みます。
でも、全体で7頭しか選べないので、切るしかないですね。
武豊騎手、来ないでください。
ということで、とっても難しいですね、今回のオークス。
以下7頭で行きます。
②クラヴァシュドール
④デアリングタクト
⑤ホウオウピースフル
⑧スマイルカナ
⑯ウインマリリン
⑰マルターズディオサ
⑱サンクテュエール
展開予想は、オークスの場合、あまり展開のアヤは無いと思いますが、大きなレースになればなるほど、後ろから間に合わないレースとなります。先行有利とは言いませんが、勝つなら前に行っていないとチャンスが少ないと思います。
向こう正面並び予想
←8,3,17,10,16,5,18,2,11,9,7,13,6,4,12,1,14,15
ほとんどの馬が4角回ったら未知の距離です。
前に行って馬が頑張るか、じっくり力を溜めて直線に賭けるか。騎手たちは今晩悩んでいるでしょうね。
個人的には、ここで活きるのは馬の戦績だと思っています。ダービーは、才能で勝てますが、オークスって女の維持の爆発ってあると思います。すると6戦経験の⑧スマイルカナ、⑰マルターズディオサの先行は、展開の肝になると思います。楽しみですね。
買い目
馬連 2,4,5,8,16,17,18 のBOX ただし2=4を除く20点 各100円
以上、けっこう悩みました。ぜったいに参考にはしないでくださいね。