テーマ:九州発見♪(524)
カテゴリ:九州ぐらし
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11月4日、「第25回草野まちかど博物館」というイベントに行ってきました。 草野というところは、西鉄久留米から東の方へ直線距離で10キロくらいの距離にある町です。町名は久留米市草野町になります(赤い〇をつけたエリア)。 ちなみに、西鉄久留米から現地までは、市役所が借り上げた無料バスがあり、それを利用して西鉄久留米から草野へ向かいました。 草野まちがと博物館ののぼりが立てられています。 このイベント、どういう趣旨かというと、草野町にある古民家や庭園が開放されて、そこでその家にある美術品や文化資料が公開されて見せてもらえる(無料)というイベントです。 こう言うと、お金持ちのお宝自慢みたいな感じですが、実は、 「家(うち)に来たなら、ほとめくばい。」 という感じで、訪れた人にお茶やお菓子を振る舞ってくれるという「ほとめき」の町、久留米らしいイベントです。 ちなみに、「ほとめき」とは、筑後地方の方言で「おもてなし」の意味です。 最初に訪れたのは、この「矢作公民館」。洋風建築の影響があるような、ないような。夜学校として建てられたという建物を公民館として使用しているそうです。 中に入ると、お茶と、そして草野町の特産品の柿で歓迎してもらえます。しかも、無料です。 二階には上がると、花も活けられて、来客を迎える。いいですね。 広々として広間になっているのは、夜学校だった時代に教室として使われたからでしょうね。 公民館の前には大きな石碑。これは猿田彦大神の石碑だそうです。 天孫降臨の際に、天照大神に遣わされた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を道案内した猿田彦大神。道案内の神様だそうです。 公民館の前に集まっているのは、無料で草野の町を案内してくれる「まちかどほとめき歩き」のツアーの皆さんです。 無料ならばと、MoMo太郎も参加して、出発前にガイドさんの説明を聞きました。 この日は、JR九州のウォーキングも開催されていました。 普通の民家が公開されているので、このお屋敷に入っていきます。 まあ、庭は手入れされているけど、MoMo太郎の住んでいる芦屋のお屋敷ほどではないなとタカをくくってると。 色々な古民具が展示されていたり。 豪華なお花も活けられて。いやいや、芦屋の我が家よりなんか風格もあって立派です。参りました<m(__)m>。 白壁の立派な大きなお屋敷。 このお宅も立派ですね。 こちらのお宅も公開中。 背後の耳納連山を借景にしたお庭です。 書画骨董の類、価値はわかりませんが、なにやら立派そうです。 この衝立に張られた紙も、なんか価値がありそうな。 何よりも縁側の板、継ぎ目がない一枚板を使っています。これはもう凄いこだわりです。 長閑な農村風景の中を移動していきます。 ススキが生えていると思ったら。 パンパスグラスという、生け花などに使われる植物でした。 背後に延びる耳納連山です。 こちらにも猿田彦大神の石碑ありました。町中のあっちこっちに置かれているそうです。 草野の町は、久留米から日田に通じる豊後街道(日田往還)山辺往還の最初の宿場町。往来の人のための道案内の石碑が建立されていたのでしょうね。 こちらのお宅では、庭木を刈り込んで、ウサギではなくカンガルーの形に。 こちらは、ゾウです。 途中でトイレ休憩のために立ち寄った吉木東公民館の案山子。イメージは褐色の肌のファッションモデル、ナオミ・キャンベルでしょうか? ここで売っていた、というか草野の町の至る所で藩配されていた、つばき油。30ccで800円です。 こちらは無料でサービスしてもらった、エゾシカの肉。なんでもこの集落に住む人が、毎年、北海道まで鹿を撃ちに行っているそうです。 こちらの案山子は、木登りしているワンパク小僧くん。 まだまだ面白いものが一杯の草野まちかど博物館です。 【つづく】 人気ブログランキング 第25回草野まちかど博物館(その1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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