テーマ:歩いて愉しむ東京(892)
カテゴリ:大人の遠足
東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅です。
しかし、この有楽町線、西武池袋線や東武東上線からの乗り入れがあって、埼玉県と東京都心を結んでいる路線です。さらに今では副都心線も西武池袋線や東武東上線と乗り入れをしていて、かつ東急東横線とも相互乗り入れしていて、埼玉県から横浜までつながっています。 漫画家の魔夜 峰央(まや みねお) (1953-)によれば、かっては、東京都と埼玉県の間には関所があり、埼玉県民は通行手形がないと関所を通過できなかったそうです。その頃に比べると、埼玉県人が通行手形もなく東京や横浜に足を運べるようなったのは、隔世の感がありますね(→→→こちら)。 この橋が、「江戸川橋」です。 しかし、江戸川といえば、関宿付近で利根川と分かれ、千葉県と埼玉県、東京都の境を南に向かう川のことではないかと思われる向きも多いかと思います。ではこの橋の架かる江戸川とは? この川が「江戸川」です。でも、本当は「神田川」です。 都電荒川線早稲田停留場付近から飯田橋駅付近までの区間は、1970年までは江戸川と呼ばれていjましたが、今では神田川という名前に統一されています。 川の名前が途中から変わるというのはよくあるようで、筑後川も河口から夜明ダムあたりまでは筑後川で、夜明ダムから日田市の玖珠川との合流点までは三隈川と呼ばれています。 しかし、神田川と言う名前に統一されて一番利益を受けたのは「神田川」という曲をヒットさせたかぐや姫というフォークグループでしょうね。 「♪窓の下には江戸川~」だと、葛飾柴又の寅さんの歌かと間違われたでしょうから。 【つづく】 人気ブログランキング 文京区散策(その1) 江戸川橋 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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