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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

嫌いという感情が渦巻くとき、どうしたら良い?(湧き上がる感情 7/10)

2019-12-11 | 第四章「愛とゆるし」

 感情は表現しにくいものであるが、原初感情といわれる好きか嫌いか、怖いか怖くないかは意外にも分かりやすいものである。例えば一枚の写真を取り上げて、好きか嫌いか、怖いか怖くないかと自問自答すると何となく分かるということに気づく。

 さて、今日は嫌いという原初感情について考えている。日々の生活の中で嫌いという感情がどの程度占めているかを自問自答すると自分のこころの状況が分かりやすい。過去の自分を例にとり胸に手を当てて思い出してみる。いろいろ問題にぶつかっている時は「嫌い」という感情が渦を巻いているようである。これをAさんの問題だ、Bさんが悪い、自己嫌悪・・いろいろ渦巻いている時、誰が良い悪いから少し離れてみたらどうだろうか。「嫌い」がたくさんある時期は、誰が良い悪いという問題をさておいて、自分のこころが不安的でセルフコントロールに問題があるときではないか。

 U先生から教えていただいた、人が混乱しやすいこころの傾向の一つは、自他混同の問題であり、もう一つは理想と現実の混同の問題だそうである。重要な問題の多くは本来は当人がじっくり考えて決めていかなければならないのに、おせっかいにも他人が口を出してしまう。本来は神仏が決めるべきようなことを取って代わって大上段に決めつけてしまう。

 裸の王様という寓話があるが今の世の中にも同じような現象、そんな現象が意外と多いものである。

 さて、昨日「教誨師」という死刑の問題に迫る映画を見たがなかなかの名作で、大杉漣さんが素晴らしかった。この映画を見るきっかけは先月28日に亡くなられたブラザー・エルナンデスの死去であった。長い間刑務所関係のボランティアをされていて、11月に不思議なご縁で八王子でお会いでき握手させていただいた。といってご本人は私のことを殆ど知らない。しかし、私にとっては人生の恩人なのだった。そんな不思議なご縁があったのだ。

 刑法で人が人を裁く。それは大事なことではあるが、人が人の命まで奪うほど裁けるだろうか。実は、縄文時代に死刑があったかどうかは私にとって一つのテーマであるが、今のところ殺人事件はあっても死刑は無かったと考えている。ご興味のある方は私の縄文小説も参考になるかもしれない。

 話を元に戻そう。「嫌い」が渦巻く時。自戒を込めて、自他混同と理想と現実の混同が自分の中にないかを点検することは大事だと思っている。姦淫の現場を押さえられた女に石を投げがちな私だからである。

湧き上がる感情 7/10

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