2020年5月22日金曜日

平安ステークス展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 前半引っ張られて、一旦溜めつつ→長い脚を使う展開が基本。
  • (近年は道中が締まった展開も増えている)
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ゴールドドリーム

過去のラップタイム

2019 7.1-11.2-11.6-12.9-12.8-12.9-12.2-12.1-12.5-12.8
2018 7.1-11.5-12.5-13.1-12.5-11.9-11.7-12.1-12.3-12.6
2017 6.9-10.6-11.1-12.5-12.1-12.1-12.4-12.5-12.6-12.9
2016 7.0-11.3-12.0-12.8-12.2-12.0-11.7-11.9-12.4-12.9
2015 7.0-11.1-11.3-12.8-12.6-11.9-11.7-12.0-12.2-12.5
2014 6.8-11.0-11.7-12.8-12.7-12.7-12.4-12.0-11.8-12.7
2013 7.0-10.7-11.0-12.6-12.9-13.2-12.9-12.1-12.0-12.5

~東海S時代~
2012 7.0-10.9-11.4-12.7-12.7-12.9-12.3-12.0-11.9-12.6
2011 6.7-11.7-11.6-12.4-12.1-12.1-11.8-11.7-11.4-12.2
2010 7.0-10.8-11.5-12.8-12.5-12.5-12.3-11.9-12.0-12.1

過去10年の平均ラップタイム
6.96-11.08-11.57-12.74-12.51-12.42-12.14-12.03-12.11-12.58
1.56.14




ラップ傾向

(過去記事の修正)

1900mは、1800mと比べて最初の直線が長いためか、このコースでは前半が
速くなって、その分道中一旦落ち着く形から、勝負所ではある程度加速を示す。

全体のリズムとしては、とりあえず↑の記述で問題ないだろうし、引っ張られる
流れの中で、一旦溜めを効かせつつ→しっかりと末を伸ばす…という、中長距離
的な持久力&性能(京都では当然持続的な長い脚)が、まずは基本となる。

ただしこのレースでは、道中が極端に締まった流れになるパターンもあるため、
その水準に対応できる地の強さも、やはり見ておきたいところ。

どれだけ高いところまで上げられるか?そして、スピードへの耐性。
それらを併せ持っている、具体的には、道中~上がりで高いパフォーマンスを
発揮しているようなタイプを中心に考えてみたい。


好走の条件
・持久力&持続力があること



予想


とりあえずメンバーが揃った。⇒G2以上だと思って、まずは格で。

◎ゴールドドリーム
前走サウジカップは、ロスのない好騎乗ではあったが、一瞬いけるのでは?と
思わせる場面もあった6着。東京大賞典は、道中締まった流れからの溜め→切れ
という展開で、差し馬が有利になった中、かなり積極的に攻めた内容での4着。
負けてはいるものの、どちらも力はしっかりと示している。健在。
ドバイ中止という経緯があっての海外帰りで、状態はもちろん気になるが、勝ち
切ったチャンピオンズCのような1枚上の決め脚と、(昨年同レース2着時の)
持続的な高いパフォーマンスをともに発揮している馬。やはりまずはここから。

○ヴェンジェンス
久々に距離短縮した前走は、積極的な競馬で、近走と比べると2、3秒も速い
入り方。対応し切れず→脚が上がってしまった格好。一応度外視できる。
中距離では、道中~上がりという脚の使い方で、示しているパフォーマンスは
かなり高くなっているし、特にチャンピオンズCの内容は秀逸。
その時は外を回したことが仇となったが、今の時期、良馬場の京都なら、むしろ
ピッタリはまる可能性がある。相手次第だが、頭まで考えたい存在。

▲オメガパフューム
59kgだが、昨年も同じ斤量で3着。あまり馬格のない馬で、なかなかの驚きでは
あったのだが、内容面でも、相手よりも先に仕掛けて→差されただけ。
ともかく地の強さは相当なものがあるし、単に斤量だけでは下げられない。
やや展開待ちのところはあって、落ち着く可能性のある今回は、(自らが仕掛け
ないのであれば)差し届かず…という懸念もあるが、ペースの落ち着きを感じて
→他が積極的に仕掛けて行くような形もなくはない。展開次第では頭まで。

注ロードレガリス
大井から数えれば6連勝。前々走の道中~上がりで示したパフォーマンスと、
前走で示した決め脚を合わせて考えれば、ここでも普通に上位扱いになるし、
適性面でも、とりあえずは合っていそう。
今回は内枠に入り、ある程度流れに乗って行くかor下げて外を回してくるか…
微妙なところで、最初の1Fの選択次第で→展開的に逆境の立場になってしまう
可能性もあるため、あと1つ推し切れないが、当然注目はしたい存在。

△スワーヴアラミス
前走では、初挑戦の重賞をしっかりと勝ち切って、パフォーマンスも更新。
この相手でも、力は普通に上位に扱えるし、終いの(惰性部分の)粘り強さが
ある馬で、京都の"止まらない"戦いには向いていそう。
番手でガッチリ圧力という形だと、直線、外からの強襲への対応が難しくなる
かも知れないが、スマハマを眺めつつも、外からじっくりという競馬なら、位置
取り的なアドバンテージを活かして→押し通せる可能性もあって良さそう。



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