記憶による評価 | 人事コンサルタントのブログ

記憶による評価

 偏った記憶やイメージで評価していませんか?

 

 人事考課は、考課期間内の職務行動の状況や結果に基づいて行うものであるが、その際、大事なことは、「記憶に頼る評価」ではなく「記録による評価」をすることである。


○ よくある事例

 R課長は、人事考課をする時点で過去半年間の部下の仕事ぶりを思い出そうとしたが、特にメモをしているわけでもなく、なかなか思い出てこない。思いつくのは、注意したことや叱ったことなど部下のミスや失敗ばかりである。人事考課は事実に基づくということだったので、思い出したミスや失敗の事実で評価を行った。


○ 解説
 間違いである。事実に基づいた評価をすることが大切であるが、偏った事実で行うのは大問題である。やはり、日頃から部下の仕事ぶりをよく見て、よい点いけない点を「ほめる」「しかる」の指導をするとともにメモしておくことが必要である。メモがないとイメージや考課直前のだけの考課してしまうなどいろいろなエラーが発生してしまう。

 

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