【宜野湾】宜野湾市の普天間小学校で9日午後1時ごろ、3階屋上の横面に貼られたコンクリート製の外壁が落下した。大きさは、縦約50センチ、横約120センチ、厚さ約2センチ。事故当時は給食中で、けが人はなかった。校舎はことし築40年目で、老朽化が進んでいる。

外壁が落下した普天間小学校の校舎(宜野湾市教育委員会提供)

 

これまでもコンクリの破片が落ちることがあったため、市教育委員会は4月の始業式前に校舎を囲むフェンスを設置し、外側からは立ち入れないようにしていた。

 落下事故を受けて普天間小は12日、全保護者に対して書面で通知した。児童には、校舎の壁の近くに近寄らないよう改めて伝えた。