模試を活用して、あなたの弱点をピンポイントでつかもう
豪雨の被害は、九州だけでなく岐阜や長野などにも広がって来ています。
どこの状況を見ても、過去に例を見ないレベルの豪雨だと言われています。
コロナ禍を乗り越えようとして、再始動したら、この水害、というところばかりです、胸が痛みます。
とにかく命を守る行動を最優先にしてください。
影響を受けていない地域にお住まいの方は、引き続き「90日間チャレンジ」をやっていきましょう。
今回はこの時期よくある相談について。
「先生、行政法ができない」
「一般知識が苦手です」
こういった質問は今から加速度的に増えていきます。
相談してくる人の気持ちはわからなくはないのですが、こういった漠然とした質問では、こちらも「ちゃんと勉強しようよ」くらいのアドバイスしかしようがありません。
漠然とした質問をしてしまうのは、その科目の内容がまだよく把握しきれてないからでしょう。
自分でもどこがわからないかよくわかっていないから、と言ってもいいかもしれません。
だから問題を解くのです。
どこがわかっていて、どこがわかっていないのかを把握するために問題を解くのです。
模試を受ける目的の一つもそれです。
自分はどの論点で間違えているのか?
これが見えてくると相談内容が変わってきます。
「先生、共同保証人間の求償が苦手なんです」
「先生、日銀の金融政策のところでいつも間違えるんです」
これは私に相談するときだけの問題ではありません。
ここからの勉強では、あなたがどの論点を苦手としているのかを把握のが、大切な目標になります。
もちろん把握したら、そこを集中的に補修する。
こうやって知識のムラやアナを一つ一つ潰していくことが、あなたを合格に導く大切な勉強になるのです。
苦手かどうかは、「科目」ではなく「論点」で把握する。
このことを忘れないでください。
7月17日~19日で行われる「到達度確認模試」もあなたの知識のムラをチェックする一つの機会ととらえてくださいね。