らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

3971.LET IT BEの「ミスでない」ミスタッチ

2019-05-01 | 12.THE BEATLES


 LET IT BE

 ビートルズの曲を積極的に聴かれない方々もこの曲が流れてくると
なんとなく「ああ、あの曲か」となるかもしれません。

 この曲、ファンの方はご存知の通り、シングル・ヴァージョンとLP
ヴァージョンがあります。最近(でもありませんが)では、「NAKED」
なるヴァージョンも出てきたのでややこしいのですが、今回取り上げ
るのは

 ミスタッチなのにもはやミスではない

 畏るべし事例なのです。

 シングル・ヴァージョンとLPヴァージョンのギターソロの間奏後の
"And when the night is cloudy"で始まる節の"I wake up to
the sound of music"の次の"Mother Mary”の部分。私は、ポールの
奏でるピアノの右手のコードの響きにずっと違和感を覚えていました。

 本来ここのコードは「Am」であり右手のフォームは「A・C・E・
A」(右手は4音弾いている?)となるはずなのですが、そのように
聞こえないのです。しかし、どのように弾いているのかも長い間ずっ
とわかりませんでした。

 このほど、とある記事で「Bm7-5」すなわち右手のフォームは「B・
D・F・A」と1音ずれてしまっているとの説が掲載されており、そ
の間違い方も含めて少しだけスッキリしました。さっそく試しに弾い
てみたのは言うまでもありません。まだ本当にこの響きなのか耳が慣
れていないため納得していない部分もありませんが、ミスタッチとし
てはありえる間違い方だとは思います。ちなみに「NAKEDヴァージョン」
では、「Am」でプレイされています。

 でも、すごいですね。もはや例の箇所は普通の「Am」よりも誤って
弾いてしまった「Bm7-5」のほうが自然に聞こえてしまうのですから。
まさか、計算された・・・、ありえないですよね。





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