【勉強法】グルーピング→抽象化→構造化 | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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今回は、まずは、問題から。

 

①処分等の求め、②非申請型義務付け訴訟、③国家賠償法1条1項

 

さて、この3つの制度の共通項とは?

 

皆さんもご存知の通り、今年の行政法の記述式は、処分等の求めが出題されました。

 

平成26年の行政手続法の改正により、新たに付け加えられた制度であり、過去問では、平成27年度

に多肢選択式で、平成28年度と平成30年度には、択一式で出題されており、Aランクの超重要テーマ

となっていました。

 

おそらく、過去問を何回も繰り返し解いていた方も多いのではないか

と思います。

 

しかし、これだけ重要なテーマであるにもかからず、出口調査の再現答案で、20点を貰えていると推

測できる方は、わずか2%程度でした。

 

行政庁には、応答義務がないにもかかわらず、必要な措置を命じなければならないと書かれていた

方がほとんどでした。

 

資格試験の勉強では、

 

膨大な量の知識を、記憶しやすいように集約して、その集約した知識を記憶していくことが重要です。

 

記憶から逆算した効率的な勉強法ですね。

 

 

膨大な量を記憶しやすいように集約する方法が、知識の抽象化、つまり、グルーピング→抽象化→

構造化という、短期合格の多くの方が無意識にやっている勉強法(帰納法的思考)です。

 

帰納法的思考

 

処分等の求めという制度も、

 

これを『点』の知識として記憶するのではなく、似たような制度を集めて、その共通項を発見していくと、

制度と制度の『比較』の視点が出てくるので、とても記憶しやすくなります。

 

①処分等の求め、②非申請型義務付け訴訟、③国家賠償法1条1項

 

全く関係のないように見える、この3つの制度をグルーピング→抽象化していくと、三面関係の規制

権限不行使パターンというものを抽出することができます。

 

規制権限不行使パターン

 

そして、この規制権限不行使パターンを、事前→事後という「フレームワーク」を使って、記憶しやすい

ように構造化すると、今年の全国公開完全模試の解説講義の中でもお話した以下のパワポの図解

のようになります。

 

 

リーダーズゼミでは、

 

毎回、その回で検討した問題をパターン化して、ホワイトボード1枚に図解化していますが、この作業

が、まさに、知識の抽象化、つまり、グルーピング→抽象化→構造化の作業です。

 

行手法36の3の下に、記述式の文字が書かれていますね。

 

 

処分等の求めを含む規制権限不行使パターンについても、問題を使い、約1時間かけて、相互の関

係や相違点も含めて、じっくりと検討していきましたので、きちんと復習されていた方は、何とか書け

たのではないかと思います。

 

ちなみに、行政法の記述式は、2年連続(昨年は、抗告訴訟パターン)、ゼミでやった内容が、ズバリ

的中でした・・・

 

このように、規制権限不行使パターンとして集約しておくと、処分等の求めと非申請型義務付け訴訟

の『比較』の視点が出てきます。

 

制度と制度の『比較』

 

そうすると、処分等の求めは、非申請型義務付け訴訟に、行政レベルで対応するものですが、あくま

で申出制度であるため、行政機関には応答義務がないことがよくわかると思います。

 

また、処分等の求めは、「何人」と規定しているのに対して、非申請型義務付け訴訟は、「法律上の利

益を有する者」と規定していこともよくわかると思います。

 

今回の行政法の記述式は、このような『比較』の視点を問う問題でしたから、規制権限不行使パター

ンとして、知識を集約しておくと、かなり使える知識になったのではないかと思います。

 

リーダーズゼミ6期生

   ↓詳細

https://bit.ly/352wobw

 

やはり、過去問はただ何回も繰り返し解いて、〇×を記憶するのではなく、同じような過去問をグルー

ピング→抽象化→構造化しておくと、本試験でも使える知識になるのではないでしょうか。

 

知識の抽象化

=①グルーピング→②抽象化→③構造化

 

資格試験に短期間で合格することができる、知識の抽象化=帰納法的思考を、是非、身に付けてほ

しいと思います。

 

12月14日の基本書フレームワーク講座の講座説明会及び無料公開講座では、この知識の抽象化

の方法論について、お話しをしていきますので、過去問を何回も繰り返し解いていたにもかかわらず

得点が伸び悩んでいる方は、今後の学習の参考にして頂ければと思います。

 

 

≪基本書フレームワーク講座講座説明会&無料公開講座≫

 

12月14日(土)

辰已法律研究所東京本校

 

【講座説明会】

14時~15時20分

ビジネスでも役立つ基本書フレームワーク講座の効果的活用法

 

 

 

【無料公開講座】

15時30分~17時

学習時間を一気に短縮する解法ナビゲーション講座の効果的活用法①

~「出題」パターンと「解法」パターンという視点~

 

この解法ナビゲーション講座が、知識の抽象化、つまり、グルーピング→抽象化→構造化に特化した

講座になります。

 

基本書フレームワーク講座の詳細

    ↓こちらから

https://bit.ly/2rnEJrs

 

資格試験に短期間で合格することができる、知識の抽象化=帰納法的思考を、是非、身に付けてほ

しいと思います。

 

≪ケースで理解する改正民法≫

 

【日程】

 

12月14日(土)~(全4回・12時間)

18時~21時

辰已法律研究所東京本校 東京LIVE

 

【内容】

 

民法改正といっても、民法の制度が今までと全く変わってしまうわけで はありません。

 

したがって、現行民法をひと通り学習された方にとってみれば、現行民法との比較の視点から、改正

民法の新しい知識を取り込んでいくことで、効率的に、改正民法の内容を習得することができるはず

です。

 

ケースで理解する改正民法では、 現行民法をひと通り学習された方を対象に、改正民法をより具体

的に理解するために、各テーマごとに、事例形式(ケーススタディ形式)で、かつ、before(現行民法)

after(改正民法)との『比較』の視点から、わかりやすい講義を行っていきます。

 

今回検討していくケースは、約50事例です。

 

少し早いですが、記述式対策としても、有効ではないかと思いますので、2020年合格へ向けて本格

的に民法の学習を始める前に、ケースで理解する改正民法講義で、是非、改正民法のイメージを掴

んでほしいと思います。

 

なお、ケースで理解する改正民法を受講生される方は、

 

その前に、土曜日に実施しました無料公開講座(3時間でわかる!改正民法のフレームワークとツボ

(上))を視聴して、レジュメ等もよく読んでおいてください。

 

 

なお、合格スタンダード講座、基本書フレームワーク講座、上級ファンダメンタル講座の本科生・本科

生プラスのお申込者全員に、ケースで理解する改正民法(全12時間)を無料で視聴できる申込特典

制度を実施しております。

 

ケースで理解する改正民法→本科生申込特典

 

合格スタンダード講座、基本書フレームワーク講座、上級ファンダメンタル講座ともに、2月初めから、

すぐに、民法の講義に入りますので、それまでに、この本科生申込特典である、ケースで理解する

改正民法を、2回くらい繰り返し聞いておくと、2月からの講義に、スムーズに入れのではないかと思

います。

 

ケースで理解する改正民法

    ↓詳細

https://bit.ly/2pZednX

 

来年に向けてリベンジを決めた方は、今年は、なるべく早め早めに動いていくと、あとが楽になるの

ではないでしょうか。

 

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現在、12月31日まで、最大9万円offになる、お得な早割及び最大40%offになる再受講割引を実

施しておりますので、こちらもお見逃しなく!

 

 

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