【復習ブログ】基本書フレームワーク講座 憲法第22・23・24回(森から木、木から枝、枝から葉へ | リーダーズ式 合格コーチ 2024

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「アタマ」と「こころ」を元気にする経営を科学する!リーダーズ総合事務所・リーダーズ総合研究所代表(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士・産業カウンセラー・キャリアカウンセラー・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種・FP)コンセプトは人と人の「つながり」

 

 

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1 フォロー講義 

 

基本書フレームワーク講座憲法が、無事に終了しました。 

 

講義の中でもお話したように、 本試験の問題は、三段階審査など、問題作成者(試験委員)好みの

出題の「視点」を問う問題が、数多く出題されています。 

したがって、講義中にお話した「視点」から解ける問題であればチャレンジして、そうでなければ、捨

て問にするのが得策ではないかと思います。 

 

今回お話した、立法権と行政権の役割分担(権限分配)、行政権と司法権の役割分担(権限分配)と

いう「視点」は、次回からの行政法でも重要な「視点」になってきます。 

 

本試験の問題に対応するためには、細かい葉っぱの知識の単なる「記憶」ではなく、森の部分の大

きな視点の「理解」が必要です。 

 

「記憶」から体系的「理解」へ 

 

受講生の皆さんは、講義中にお話した「視点」のストックを頭に入れながら、「全体」から「部分」へと

いう「視点」で、憲法学読本をもう一度読んでみてください。 

 

森から木、木から枝、枝から葉へ 

 

記憶の作業がスムーズに行くはずです。 

 

2 復習のポイント 

 

① 国会 

 

まずは、パワーポイント(第14章国会①)、総整理ノートp157で、唯一の立法機関について、原則と

例外を条文できちんと確認しながら、知識を整理しておいてください。 

 

本試験では、「他と異なる考え方」シリーズがよく出題されていますので、しっかりとグルーピングが

できるようにしてみてください。 

 

次に、憲法学読本p280以下、パワーポイント(第14章国会③)、総整理ノートp156で、 立法の権限

について、処分的法律と関連させながら、知識を整理しておいてください。 

 

この部分は、次回以降の行政法を学習するときに最も重要となる、法律による行政の原理と関連し

てきますので、行政法に入ったら、もう一度、お話していきます。 

 

最後に、国会→議院→議員の順番で、それぞれの権限・権能について、総整理ノートをベースにし

て条文を確認しておいてください。 

 

なお、講義の中でもお話した通り、統治については、昨年は、2問ともに、判例問題でしたが、例年は、

2問中1問は、条文問題が出題されています。 

 

単純な条文問題であるにもかかわらず、本試験の正答率はあまり高くありませんので、本試験では、

落とさないように、権限分配の視点から、条文の戦略的読み込みを必ず行ってみてください。 

 

本試験では、こういう単純な条文問題で落とすのが一番勿体ないですから・・・ 

 

② 内閣 

 

まずは、憲法学読本p295以下、パワーポイント(第15章内閣④)」で、行政権に対する民主的コント

ロールの現代的意義について、政治主導の「視点」からよく理解してみてください。 

 

政治主導の「視点」は、 

 

一般知識の行政改革においても、よく出題されているテーマですので、一般知識とリンクさせなが

ら復習を行ってみてください。 

 

議院内閣制についても、 

 

一般知識において、よく出題されているテーマですので、大統領制との比較の視点から、知識を整

理しておいてください。 

 

③ 裁判所・財政 

 

まずは、憲法学読本p323以下、パワーポイント(第16章司法権①②)、総整理ノートp186以下で、司

法権の「範囲」と司法権の「限界」に分けて、各判例を整理しておいてください。 

 

司法権の概念(定義)については、平成29年の行政法の記述式で出題されましたが、受験生の出来

はあまりよくありませんでした。 

 

憲法学読本p323には、

 

宝塚市パチンコ条例事件のポイントがきちんと掲載されているように、この問題は、行政法というより

も、憲法の司法権の意味がきちんとわかっているかの問題でした。 

 

司法権の定義と関連する住民訴訟についても、 行政法の記述式の出題予想テーマでもありますか

ら、憲法学読本p324を、もう一度、よく読んでおいてください。 

 

この司法権の「範囲」と「限界」に関する問題は、 

 

平成14年度と19年度に出題されており、出題サイクル的にも要注意テーマでしたが、やはり、平成27

年度に、大問で出題されています。 

 

受験生の出来があまりよくありませんでしたが・・・ 

 

過去問のストックが少ない憲法で、同じテーマが3回も出題されているところは、あまりないので、次

に出題されたら、間違いないように、知識をきちんと集約化しておいてください! 

 

次に、憲法学読本p320以下、総整理ノートp200以下で、司法権の独立について、広義と狭義に分け

て、知識を整理しておいてください。 

 

最後に、憲法学読本p349、総整理ノートp213で、旭川市国民健康保険条例事件の出題の「ツボ」を、

もう一度、きちんと理解しておいてください。 

 

 

 

次回より、基本書フレームワーク講座は、行政法に入ります。 

 

基本書フレームワーク講座行政法では、 「理解」用のツールとして、櫻井・橋本『行政法』第6版を、

「記憶」用ツールとして、リーダーズ式☆総整理ノート行政法を使用していきます。 

 

まずは、行政法で約半分出題されている、「理論」と「判例」について、「理解」用ツールである、櫻

井・橋本『行政法』を使って、よく「理解」してほしいと思います。 

 

「理解」&「記憶」のWテキストで、行政法で高得点を狙ってほしいと

思います!

 

最後に、行政法は、

 

行政書士試験の中でも配点が高く、合否に大きな影響が出てくる科目です。

 

基本書フレームワーク講座の過去の合格者の中で、行政法択一式で満点を取った方の合格者イン

タビューを収録してありますので、是非、行政法で高得点を取る勉強の参考にしてみてください。

 

 

 

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