普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

川柳くろがね吟社紹介「かけ違いボタンならまたやり直せ」

2020-02-15 12:27:21 | 川柳
川柳くろがね」1月号より
前月号鑑賞 小川清隆 選評
「お荷物にならぬ覚悟のスクワット   中川あき子
 スクワットで鍛えるのは大腿四頭筋。裏側はハムストリンク。本来なら両方鍛えなければ意味はない。お荷物にならないようになら歩くこと。歩く事は足腰を丈夫にすると同時に、血流をよくする。歩を刻むショックが頭脳をも活性化する。歩け歩け歩さ過ぎぬように。 過ぎたるは及ばざるが如し、ほどほどに。

「すずやかに等身大で生きていく」    中山  和
 何ごとも無理をしてはいけない。自分の器、身の丈を知ることが肝要。体を動かすこと、頭をつかうが大事。身の丈を忘れて何にでも手を出すと、ストレスが増えて良くない。ほどほどが大事すすやかに先を見据えて。

「補聴器を忘れ誤解を増すあせり」    林田 律子
 補聴器は着けたり、外したりしてはいけない。最初違和感があっても我慢すると、脳が同調するようになる。それまでは一年ぐらい要する。決して外してはいけない。そのうちに慣れてくる、着けていることすら忘れてしまうようになる。必要な時だけ使うといつま
でも、慣れることはない。大金を出したのに。

「人並みにいくつか薬元気です」     本田さくら
 薬を服むから元気になるのではない。体力がついてきたから元気になるのです。風邪をひいて病院の注射はぶどう糖である。風邪ウイルスを殺す薬は無い。医者が病気を治すのではなくて、自分の体力が治していいるのみ。
留袖たたみやっと自分の顔になる

題詠 「むすぶ」 時津 みつこ 選
条約を結び破棄するキムチ鍋 桜木 山彦
結び目を解けば波風になるな 山下 華子
心から契りを交わす花結び 岩崎 裏風
機結び教える母の根気よさ 角 ひさ子
するすると謎が解けない豆結び 野西 うさぎ
結ばれた恋にいつしか縛られる 安川  聖
結んだ手さらりと離し魔女になる 中山  和
恋なんてすぐにほどける蝶結び 廣永 雅彦
永遠のドラマを結ぶ絵巻物 小田ノリ子
縁結び神は結果を気にしない 桶川 聖柳
路地裏に生きて女の片結び 八木田風子
だらしなく帯を結んだ旅の宿 古野 つとむ
丸腰になる陽だまりに群れて咲く 的場 しずえ
過疎と過疎命をまもる渡し船 角野 たかし
  佳 作
縦縞の似合うおかみの貝の□ 松井 昌子
荷崩れを結び直して下る坂 松村 華葉
結んでも開いてみても私の手 関  博至
きりきりと女覚悟の髪結ぶ 中川 あき子
泡沫のえにし結んでひいらいて 有松 市子
実を結ぶまでひたすらに水を飲む 坂梨 和江
結び目はさっとここだよ熱がある 吉富  虞
  選者吟
親展の文にかしこの女文字

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第58回北九州芸術祭川柳大会

時   令和2年4月12日(日) 開場 10時00分
ところ 北九州市立生涯学習総合センター(小倉北警察署隣り)
  (JR西小倉駅下車徒歩10分)R
   TELO93-571-2712
課題と選者(各題2句)出句締切 11‥30 開会13‥00
 「 息 」 北九州  青木 ゆたか 選
 「信じる」 荒尾  松村 華菜  選   
 「ベラベラ」福岡  萩原 奈津子 選    
「甘 い」  太宰府  植村 克志  選    
「 紙 」  吉野ヶ里 真島 久美子  選
 「雑 詠」 北九州 唐鎌 美鶴  選
会費  2、000円 弁当及び発表誌呈
賞   順位賞・各題秀句賞・投句者賞
欠席投句 4Cm X 21Cmの句箋に各1句記入(無記名)各題2枚計12枚 
封筒に住所・氏名(ふりなが)を明記してください
投句料 1、000円(発表誌呈)
締切り 令和2年4月4日(土)消印有効
投句先 〒805-0032 北九州市八幡東区松尾町10-8 
古川 梓 TEL・FAX 共 093-651-6206  
主管 北九州川柳作家連 
担当・句会セブンティーン)

 第四十八回句牌まつり川柳誌上大会
課題と選者  (各題二句吐)
「  姿  」  中村 鈴女運 (川柳くろがね吟社)
「 素  人 」 黒川 孤遊選 (熊本番傘お茶の間川柳会)
「 泳  ぐ 」 平田 朝子選 (川柳噴煙吟社)
「 シンボル 」 梅崎 流青選 (川柳葦群)
「さまざま}   古谷龍太郎選. (川柳くろがね吟社)
募集期間  令和二年一月一日~四月十五日  (消印有効)
投句要領  所定の用紙(コピー可) 又は便箋に各題二句(計十句)を列記し
郵便番号・住所・氏名(柳名があれば併記)電話番号を明記し、投句料と共に、ご送付
     下さい。(お名前には 「フリガナ」を明記して下さい)
 賞   各選者の秀句Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
投句料  1,000円 (定額小為替又は現金書留)
発 表 令和2年6月号,「川柳くろがね」誌上 (投句者全員に発表誌呈)
投句先 福岡県中間市土手の内一丁目16ー18   吉富 鹿
主催 川 柳くろがね吟社




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