パットではボールを見続けてストロークするのが常道ですが、パターヘッドを見続けてストロークするようにしたら、パット数が減ってシングル入りをしたという方もおられます。その方はゴルフボールの飛行状態のスピン研究の第一人者である溝田武人さん(福岡工業大学名誉教授)です。週刊ゴルフダイジェスト(2017年NO.5)から省略して一部を引用させて頂きます。
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パッティングにおいては、インパクト時のフェースの向きが大きく影響する。インパクトの瞬間にフェースが開いていたり、閉じていたのでは何の意味もない。
この打ち方(パターヘッドを見続ける打ち方)をすると、インパクトの時に自分がフェースを開きやすいのか閉じやすいのか確認することもできる。
パッティングではパターヘッドを見るなと言われているが、これはテークバックの時にはヘッドを見て、インパクトではボールを見ている、という視点のブレが発生しているために言われていること。
ヘッドを見続けるということであれば、視点が変わることも起こらない。
とくにショートパットで、方向性が良くないと悩んでいる方は試してはいかがでしょうか。
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22年間の平均パット数がグラフで載っていますが、38から33まで減っていますね。
それに、溝田さんはイップスを患ったことがあるそうですが、クローグリップにして脱出できたとも。