終盤は年齢が2倍違う二人の争いの様相でした。
同組でなかったので、それぞれが存分に自分のプレーに専心出来たという印象です。
1打差3位Tで出た李知姫が6〇3△として逆転でV(-8)。
1打差の2位は吉本ひかる(20歳)、この日5〇1△と4打伸ばしたものの上がり4ホールがすべてパーともう一打が伸ばせずプレーオフに届きませんでした。
更に1打差の3位は黄アルム。
李知姫はこれで通算23V。
バンテリンは「KKT杯2014」以来のVです。
ここぞというときに勝ってきますので、生涯獲得賞金ランクは2位!
平均パット数は1.8前後ですがオールラウンドにこなす選手です。
#13(パー3)では≒1mのパーパットをカップ右に止めるという3パットで△。このときには後退かなと思いましたが、その後はパーを重ね#18(パー5)では左≒3mのスライスラインのパットを左から入れて〇。
これで、プレーオフに望みをかけていた吉本を突き放しました。
李知姫のパット。
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練習方法を変えたりして研鑽しています。
これは鈴木愛との激戦を制した前の練習方法です。
今回の#13での1mを外して△にしたことで、また練習方法を変えるかも、ですね。だって、このパット、自信なさそうでしたから。
こうした地道な努力がベテランが生き残る(勝つ)秘訣なのかな、と思います。
破れた吉本は「(勝つためには)パットを決めることが大切」とコメントしていました。
いえいえ、しっかりしたパットですよ、吉本は。
活躍を期待しています。