ゴルフを始めて最初に手に取るのが「モダン・ゴルフ」というのが、私が始めたころの常道でした。ですが、パットのことは書かれてないんですね。で、手にするのが「ゴルフのすべて」(B・ジョーンズ著 永井淳訳 ゴルフダイジェスト社刊)と言いたいところですが、当時はこの本は未刊でした。刊行されていたら、多くの試行錯誤は無かったのではないかな、と思うくらい的確な指摘が多いです。
原著の出版が50年以上も前なのですが、日本語版は何と2002年と35年も経ってからの刊行でした。
尤も「パッティングのすべて」(米ゴルフ・ダイジェスト社編 上津原時雄訳 ベースボール・マガジン社刊)の第1部 偉大なパットの名手たちのトップに紹介されているのは「B・ジョーンズのパッティング理論」です。←についてはこのブログで紹介させて頂いてます(2015年1月下旬~2月上旬)が、これは編者が書いたもので、ご本人の著書とは内容・表現がだいぶ違っています。
「本書は私の絶頂期に書かれた。一生でこれほどゴルフを考えた時期はない」と扉に書かれています。また、それまでに書いた内容を1冊にまとめたと前書きに示しています。
これからの季節、冬眠される方もおられますが、『球聖』のパット理論に耳を傾けるのも宜しいかと(笑)。
なお、扉裏には「B・ジョーンズを知らずして、ゴルフを語る資格なし」とも書かれています(勿論ここはご本人でなく、売らんがための出版社の言葉です)。
オーガスタ・ナショナルGCを創立し、マスターズ・トーナメントを開設した、生涯アマで通したメジャー13V、グランドスラム達成(28歳)の天才(ご本人は否定すると思います、それだけ努力を重ねて到達した巧さなんですね)の言葉がお役に立つのではないでしょうか。
ご期待ください!
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