以前の経歴上と言うか

 

武道の指導者をやっていた経験上

 

非行少年少女をお持ちの保護者から相談を受けたりします。

 

まぁ、今はめっきり減ったけどさ。

 

 

過去には夜中の2時や3時に

 

車を走らせて確保(笑)に行ったり

 

そのままウチに連行して

 

寝泊まりさせて飯食わせて説教したり

 

一夜で金髪になっていた奴を

 

男の黒染めで戻して学校行かせたり

 

夜中確保した奴の家に行ったら誰も居なくって

 

父親は愛人宅に行ったっきりで

 

母親は彼氏とホテルにしけこんでて朝帰りだったり

 

今で言う育児放棄で

 

毎日テーブルに3千円やら5千円が置かれてるだけで

 

家庭の温かさを全く知らない奴や

 

『じゃあ私の幸せは?』と言う母親や

 

『高卒の奴(私の事ねw)に言われたない!』と言う父親や

 

そんなこんな家庭って

 

実は表に見えて来ないだけで

 

結構いる。

 

 

それこそ

 

『勉強に運動に頑張っているんだから

 そりゃストレスもたまるだろうから

(イジメや犯罪)捌け口も必要でしょ?』

 

とハッキリと口に出して言う親も実在したし

 

『警察に捕まってくれたから

 これでやっとホッとして枕を高くして眠れます』

 

と言った親も実在するし

 

『早く中学を卒業してほしいんですよ!

 学校行ってると先生から電話が掛かって来て困るんです。

 子供に掛かりっきリになってる訳には行かないんでね。

 義務教育さえ終われば後は好きにすればいいんで。

 この子から解放されたいんです。』

 

と言った親も実在する。

 

 

家庭環境からか本人の資質なのかは別として

 

更生して社会の一員として生活しようとするのであれば

 

やはり本人の自覚が一番重要になる。

 

 

そりゃあ年少(少年院)やカンベ(鑑別所)から出た後に

 

受け入れてくれる環境はとても大事だけど

 

先にも書いた様に

 

全ての家庭が受け入れ可能な状態とは限らない。

 

機能不全家族は実は結構あるんですよ。

 

それも自分達では気が付いていない家庭がね。

 

 

だから再び居場所をなくした子供達が

 

自分を受け入れてくれる《非行》の道に戻ってしまう。

 

 

その昔

 

私は非行事実アリの少年たちに

 

「まずは自分の人生を大事にせぇ。

 お母ちゃんやお父ちゃんがどうであろうが

 この先のアンタの人生が大事なんやで?

 この家が嫌で親が嫌いや言うんやったらそれはそれでええ。

 そやけど今は法律的にあの人らは保護者なんや。

 学校行ってへんかったら、この先家を出て自立する時に困るで?

 10年後、20年後の自分の為に、今何を頑張らなあかんか考えよな?」

 

と言った事がある。

 

 

子供にとっての理想の親ばっかりやないし

 

親自身もいっぱいいっぱいやったり

 

そもそも年齢関係なく未熟な親はいっぱいいる。

 

それこそイマドキの情報からか

 

子供も大事やけど同じくらい自分も大事って言う親は多い。

 

これは母親、父親関わり無く。

 

 

そやからこそ

 

親がどうたら、友達がどうたら、社会がどうたらって

 

他のせいにしててもしゃあない。

 

「アンタの未来のために!」を

 

私は大事にと言うてた。

 

 

暴走したり暴れまくったりで好き勝手している事で

 

自分好き好きでやってると思ってるやろうけど

 

実はそれは自分を大事にしてないんやって事を

 

私は言うて来てた。

 

 

10年後、20年後、30年後

 

死なん限りは確実にみんな歳食う訳で

 

20代の自分、30代の自分と

 

その時自分はどうなっていたい?と

 

自分の人生を大事せなアカンのやと気付いて貰いたい。

 

 

 

って事で

 

ゴルゴ松本氏の【命の授業】。

 

まだ見ていない方は是非一度!

 

 

 

ではでは(^▽^)ノ

 


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