4月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1284
ナイス数:113

幸腹な百貨店幸腹な百貨店感想
中高年の愚痴連発で気持ちがどんどん沈んでいき、途中で何度も放棄しようと思いました。でも、秋川先生の作品ならばきっと解決策が示されるはずだと信じ、ぐっと我慢しながら読み進めました。確かに未来への展望は見えたのですが・・・まだ読んでいて楽しいという気持ちにはたどり着けません。でも、秋川作品ファンの一人としては、このままで終わってしまうのはちょっと悔しいので、シリーズ第二巻をゲットしてこの先を追いかけてみたいと思います。
読了日:04月18日 著者:秋川 滝美
追憶の夜想曲追憶の夜想曲感想
冒頭の描写があまりにも生々しくて吐きそうになってしまいました。でも・・・あの描写があったからこそ、ラストシーンで御子柴が発した言葉に命が吹き込まれた気がします。個人的には、人間の本質は変わらないと思う。実際のところ、御子柴の内に巣食う闇が消えた訳ではない。でも、それと同時に、変わりたいと願い、変わろうと努力することはできるとも思う。但し、それはとても困難な道のりで、痛みや、時には大きな代償を求められるはず。御子柴が選んだ道は、まさにそんな茨の道でした。彼にその道を示した人物が今はとても気になります。
読了日:04月14日 著者:中山 七里
宮廷神官物語 五 (角川文庫)宮廷神官物語 五 (角川文庫)感想
前巻で勃発した事件については、何とか収まるところへ収まった感じ。やっぱりババ様は只者ではありませんでしたね。でも・・・鶏冠が深く傷つけられる未来が見えてしまった今、次巻を読む前から何とも言えない気分に陥っております。頼みの綱は天青。彼がこのまま真っすぐ成長してくれれば、ハクと力を合わせて必ず鶏冠を護ってくれるはず。天青が心身ともに青年となる日を心待ちにしながら次巻をゲットしたいと思います。
読了日:04月07日 著者:榎田 ユウリ
宮廷神官物語 四 (角川文庫)宮廷神官物語 四 (角川文庫)感想
主人公特権で最後は丸く収まるだろうという甘い認識は悉く粉砕されました。おかげで、今回も鶏冠と一緒に涙することになってしまいました。前巻から色々な伏線が張り巡らされていることには気づいていたのですが、それが表出してくるまでは気を揉む展開が続きそうです。このままでは安心して夜の眠れません。早く次巻を入手して彼らの足取りを追いたいと思います。
読了日:04月05日 著者:榎田 ユウリ
宮廷神官物語 三 (角川文庫)宮廷神官物語 三 (角川文庫)感想
ヤンチャなばかりに見える天青だけど、どんな状況の中でも自分の進むべき道がちゃんと見えている気がします。今回の事件で、そうした彼の長所が一段と惹き出されたのではないでしょうか。でも・・・鶏冠、貴方は泣きすぎです。そのたびにもらい泣きしてしまう読者の身にもなって下さい。天青も鶏冠も、このまま真っすぐに歩いていって欲しい。でも、彼らの周囲には、まだ多くの敵が身を潜めている様子。彼らの行く末がとても心配です。
読了日:04月03日 著者:榎田 ユウリ

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