ビンゴに関する説② | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

美術を、もっともっと身近なものに。もっともっと楽しいものに。もっともっと笑えるものに。

水曜日



【検証2日目】

東京国立博物館の充実したコレクションのおかげで、
1日目は、かなり順調なスタートを切ることができました。
そこで、2日目も、コレクション展に狙いを定めることに。


ところが、頼みにしていた国立西洋美術館も、
東京国立近代美術館も、現在、休館中であることが判明アセアセ
そこで、都心から少し足を延ばし、八王子へ。
都内屈指の美術コレクションを誇る東京富士美術館で、ビンゴチャレンジです。




なお、残念ながら、この日は本館がお休み。
新館の常設展示室で数字を探します。




まず、見つけたのは、《ドーセット伯爵4世 エドワード・サックヴィルの肖像》




しかし、4は、昨日すでにゲットしています。
気を取り直して、新たな数字を探すも、
《アンリ4世、宰相シュリー、愛妾ガブリエル・デストレ》 に、




《皇帝ナポレオン3世》 に、




“ナンチャラ〇世” ばかりでした。。。
現時点でビンゴカードで空いていない数字の中で最も若いのは、23。
“ナンチャラ23世” なんているわけありませんでした。


ただ、肖像画は無いとしても、東京富士美術館には、
確か50~60番台の数字がタイトルに入ったターナーの海景画があったはず。
数字はうろ覚えなのですが、この常設展示室で、何度もその絵を目にしています。
その1点だけでも観られれば、八王子まで足を運んだ甲斐があったというものです。


・・・・・・・・が。
常設展示室をくまなく探せど、その作品は見つかりません。
どうやら現在は展示されていないのだそうです。
(検索禁止のルールがあるため、事前に調べることはできません)

ちなみに、館内のデータベースで調べてみたところ・・・・・




タイトルは、《ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号》 でした。
ビンゴカードに、64があるだけにショックを隠し切れません。
八王子からの帰路は、いつも以上に遠く感じました。


【検証3日目】

この日は、ブログの読者さんからの情報をもとに、
弥生美術館の “もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世” へ。




どうやら、こちらの展覧会の出展作品の中に、28があるとのこと。
早速、館内を探してみます。
すると・・・・・


(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)


月岡芳年の無残絵の代表作、《英名二十八衆句》 シリーズがありました。
裸の女性が逆さ吊りにされ、無残に斬りつけられている。
普段なら、目を背けたくなる浮世絵ですが、
この日に限っては、絵の前で思わずガッツポーズを取ってしまいました (笑)

ちなみに、展覧会には他にも、
同じく芳年による 《新柳二十四時 午後時》 や、




芳年の師匠・歌川国芳の 《木曽街道六十九次之内 ツ家老婆 大久手》 や、




芳年の弟子・右田年英の 《名誉十八番・もみじ狩》 など、




意外と数字がありました。
がしかし、ことごとくビンゴカードにその数字が無し。
空振りが続きます。
もう他に無いかと諦めかけた次の瞬間、
一緒に数字を探してくれていた学芸員さんより、

「とに~さん、47がありましたよ!」

との報告が!

「本当ですか?!」

学芸員さんのもとに駆け付けると、
確かに、展示ケースの中に新出の数字がありました。
四十七士》




なんと、これにより・・・・・




もう一つ、斜めにリーチが完成しました!!

3日目にして、ダブルリーチ。
これはひょとすると、一週間かからずに、ビンゴ達成できるかもしれません。


・・・・・・・とはいえ、ビンゴに必要な数字は、71
62以上に、難易度の高い数字である気がします。

ビンゴチャレンジ企画に関する有益な情報をお持ちの方は、
引き続き、以下のメールフォームによろしくお願いいたします。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/




1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!

Blogランキングへ にほんブログ村 美術ブログへ