アートなTシャツコレクション~2020秋~ | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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ここ最近、名画をモチーフにしたTシャツを集めるようになりました

ただし、ミュージアムや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外。

一般的な服屋で見つけることに意義があるのです (←どんな意義だよ)。

あと、ユニクロ (UT) も禁止。

だって、アートをモチーフにしたTシャツがいっぱいあるんだもん。

さらに、1アーティストにつき、1枚という条件も付けています。

なので、出来るだけ、カッコイイorオモシロいものをゲットしたいところです。

目標は、100種類!

果たして、集められるものなのでしょうか。

世の中の人にとってはどうでもいいチャレンジが、静かにスタートしました。

 

 

1枚目  ヨハネス・フェルメール (1632~1675)

 

 

 

《真珠の耳飾りの少女》 が、パンクな姿に。

清純派と思いきや、実は裏ではタバコを吸っていた。

そのギャップに、純粋な男性ファンは、

きっと、大きなショックを受けることでしょう。

もしかしたら、あの真珠の耳飾りも、

何か良からぬ繋がりから手に入れたものなのかも。

 

 

 

2枚目  バンクシー (生年月日非公表)

 

 

 

美術界のスーパースター、バンクシー。

その人気にあやかるように、

バンクシーのTシャツは数多く作られています。

本人がゲリラ的に作品を発表しているものですから、

これらのTシャツも、おそらく本人に無許可で作られているのでしょう。

そんな数あるバンクシーTシャツの中から、

あの都知事も好きなネズミのものを選びました。

 

 

 

3枚目  ピート・モンドリアン (1872~1944)

 

 

 

バンクシーと並んで、わりと見かけるのがモンドリアン柄のTシャツ。

いくつか見かけた中で一番目を引かれたのが、

ザ・ローリング・ストーンズの “ベロ・マーク” とコラボしたこのTシャツです。

“ベロ・マーク” になっても、ちゃんとモンドリアンとわかる。

それこそが、モンドリアン柄のスゴさです。

 

 

4枚目  東洲斎写楽 (生没年不詳)

 

 

 

写楽の 《三世大谷鬼次の奴江戸兵衛》 を大胆にアレンジ。

アートをネタにいろいろ考えている僕でも、

ハンドパワーというアイデアは浮かばなかったです。

その発想はなかった!

と、軽く嫉妬しています。

ただ、グラサンはこのタイプのものでいいのか?

これでは、Mr.マリックというよりは、嘉門達夫です。

ちなみに、表のポケットにも、遊び心が。

 

 

 

遊び心は、素敵なのですが。

折れ曲がっているせいで、

ポケットなのに、モノが入りにくいのが玉に瑕。

 

 

 

5枚目  石川豊信 (1711~1785)

 

 

 

バウハウスをモチーフにしたTシャツと見せかけて (←?)、

実は、江戸時代中期の浮世絵師・石川豊信の 《花下美人》 (重要文化財) がモチーフです。

 

 

 

帯の模様が、そのままデザインに活かされています。

石川豊信にまつわるTシャツなんて、

世界広しといえど、おそらくこの1着だけのはず。

即買いでした。

 

 

 

6枚目  ウジェーヌ・ドラクロワ (1798~1863)

 

 

 

モチーフは、ドラクロワの代表作 《民衆を導く自由の女神》

女神がドクロになっているのがポイントです。

背面には、ドラクロワの名前が書かれているのですが。

 

 

 

上からスプレーで消されているようになっています。

こんなところにも、センスを感じました。

全体の色味も含めて、お気に入りの1枚です。

 

 

 

おまけ

 

これは、カウントには含まないのですが。

先日、『おうちでダリナイト』 で司会を務めたお礼にと、

諸橋近代美術館さんから、中継にも登場した新作ダリTシャツが届きました。

きっと中継中、終始モノ欲しそうにしていたからでしょうね (笑)

プレゼントしてくれるお気持ちは、本当に嬉しかったのですが・・・・・・・。

 

 

 

なぜかサイズがXLでした (普段はMを着用)。

諸橋近代美術館の皆さまは、

僕のことを大男だと思っているのかもしれません。

 




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