ここ最近、名画をモチーフにしたTシャツを集めるようになりました
ただし、ミュージアムや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外。
一般的な服屋で見つけることに意義があるのです (←どんな意義だよ)。
あと、ユニクロ (UT) も禁止。
だって、アートをモチーフにしたTシャツがいっぱいあるんだもん。
さらに、1アーティストにつき、1枚という条件も付けています。
なので、出来るだけ、カッコイイorオモシロいものをゲットしたいところです。
目標は、100種類!
果たして、集められるものなのでしょうか。
世の中の人にとってはどうでもいいチャレンジが、静かにスタートしました。
1枚目 ヨハネス・フェルメール (1632~1675)
《真珠の耳飾りの少女》 が、パンクな姿に。
清純派と思いきや、実は裏ではタバコを吸っていた。
そのギャップに、純粋な男性ファンは、
きっと、大きなショックを受けることでしょう。
もしかしたら、あの真珠の耳飾りも、
何か良からぬ繋がりから手に入れたものなのかも。
2枚目 バンクシー (生年月日非公表)
美術界のスーパースター、バンクシー。
その人気にあやかるように、
バンクシーのTシャツは数多く作られています。
本人がゲリラ的に作品を発表しているものですから、
これらのTシャツも、おそらく本人に無許可で作られているのでしょう。
そんな数あるバンクシーTシャツの中から、
あの都知事も好きなネズミのものを選びました。
3枚目 ピート・モンドリアン (1872~1944)
バンクシーと並んで、わりと見かけるのがモンドリアン柄のTシャツ。
いくつか見かけた中で一番目を引かれたのが、
ザ・ローリング・ストーンズの “ベロ・マーク” とコラボしたこのTシャツです。
“ベロ・マーク” になっても、ちゃんとモンドリアンとわかる。
それこそが、モンドリアン柄のスゴさです。
4枚目 東洲斎写楽 (生没年不詳)
写楽の 《三世大谷鬼次の奴江戸兵衛》 を大胆にアレンジ。
アートをネタにいろいろ考えている僕でも、
ハンドパワーというアイデアは浮かばなかったです。
その発想はなかった!
と、軽く嫉妬しています。
ただ、グラサンはこのタイプのものでいいのか?
これでは、Mr.マリックというよりは、嘉門達夫です。
ちなみに、表のポケットにも、遊び心が。
遊び心は、素敵なのですが。
折れ曲がっているせいで、
ポケットなのに、モノが入りにくいのが玉に瑕。
5枚目 石川豊信 (1711~1785)
バウハウスをモチーフにしたTシャツと見せかけて (←?)、
実は、江戸時代中期の浮世絵師・石川豊信の 《花下美人》 (重要文化財) がモチーフです。
帯の模様が、そのままデザインに活かされています。
石川豊信にまつわるTシャツなんて、
世界広しといえど、おそらくこの1着だけのはず。
即買いでした。
6枚目 ウジェーヌ・ドラクロワ (1798~1863)
モチーフは、ドラクロワの代表作 《民衆を導く自由の女神》。
女神がドクロになっているのがポイントです。
背面には、ドラクロワの名前が書かれているのですが。
上からスプレーで消されているようになっています。
こんなところにも、センスを感じました。
全体の色味も含めて、お気に入りの1枚です。
おまけ
これは、カウントには含まないのですが。
先日、『おうちでダリナイト』 で司会を務めたお礼にと、
諸橋近代美術館さんから、中継にも登場した新作ダリTシャツが届きました。
きっと中継中、終始モノ欲しそうにしていたからでしょうね (笑)
プレゼントしてくれるお気持ちは、本当に嬉しかったのですが・・・・・・・。
なぜかサイズがXLでした (普段はMを着用)。
諸橋近代美術館の皆さまは、
僕のことを大男だと思っているのかもしれません。