亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

帯状疱疹と聞こえないことの関係

2020-10-27 | 耳・鼻・喉
春過ぎのこと。内耳の調子がよくなくて、右耳が低音を聞きにくいという最中のことです。
右の頬から耳にかけて、顔がチクチクして、触っても、歯医者さんの麻酔の後のように、感覚が鈍い感じがします。

右の三叉神経のエリアで、感覚鈍麻…というと、帯状疱疹の気配をちょっと感じてしまいます。
でも、ぶつぶつも、顔の表情に影響があるような麻痺もないし、うつむいても大丈夫。
取り敢えず、近くの皮膚科で相談したら、確かに帯状疱疹の疑いということで、ウイルス薬を出してもらいました。

実は、水疱瘡のウイルスが暴れる帯状疱疹が耳の神経の辺りで起きる「耳性帯状疱疹」というのは、顔面神経麻痺だけでなくて、難聴や耳の周りの水ぶくれ、めまいが起きる病気で、ラムゼイ・ハント症候群とも言われています。
その場合は、できるだけ早くウイルス薬を飲み始めるのが肝要と聞いたことがあります。
「耳鼻科でなくて、皮膚科に来たってことは、これを疑ったんでしょ。正解だねぇ。」と先生がつぶやきながら、お薬の飲むリスクより、飲まないリスクが大きいよねとお薬を処方してくださいました。

今は、帯状疱疹のお薬もいろいろ出てるんですね。
お薬を選ぶのに、「1日1回でいいのと、3回のと、5回のとがあります。どれにしますか?」と、聞かれました。昔話なら謙虚な解答が正解ですが、この場合、きっと効き方は同じですって説明でした。
「でも回数が少ないのはお高いんでしょ」と聞いたらほんとに高かった!

アシクロビルなら800mgを1日に5回で、1週間分が11,256円。
バラシクロビルなら1000mgを3回で5,720.4円。
ファムシクロビルは500mgを3回で4,525.5円。
新薬のアメナリーフは、1日1回だけど、19,766.6円もする。
そんな説明でした。他の薬も飲むから、1日3回くらいは問題なし。研究もたくさんある古典的なバラシクロビルを選択してみました。

しばらくしたら、チクチクはおさまってきました。耳は聞こえたり聞こえなかったり。
関係があったかどうかは謎だけれど、顔の麻痺など、おおごとにならなくて、取り敢えずよかったです。

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