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がんになって思ったこと乳がん治療記録育児日記

今年一年ありがとうございました

今年一年ありがとうございました
ぐんまフラワーパークのイルミネーション

今年も一年、ありがとうございました。
色々な人、色々なことに感謝の日々ですね。
普段の生活では、あまり口に出しませんが(笑)

治療の方は、月に一回のゾラデックスの注射から、
3ヶ月に一回のリュープリンという薬剤の注射に変わり
飲み薬のタモキシフェンも続けています。
(たまに飲み忘れます)
11月に溶連菌感染症にかかり、高熱を出して
熱が下がってからもしばらくは調子が悪かったです。

(子供が保育園に行ってると、親も色々と
子供経由で貰っちゃうんですよね
インフルとか、ノロとか…ここ数年
何かしら子供から感染してます、私)

子供たちは、おかげさまで元気に、
元気すぎるぐらいに、スクスクと成長し
上の子は来春、いよいよ小学校入学です。

乳がんの告知を受けた時は、
まだ子供たちも3歳と1歳で、
成長を見届けられないのかという
絶望感に打ちのめされました。
が、私は今こうして元気に生きています。
自分が乳がんであることを考えるのは、
受診の日とか、手術の傷跡が疼く時ぐらいで
普段はもう、本当に普通に、がむしゃらに
家事や育児に追われながら、趣味も楽しんでいます。

髪もすっかり元通りになり、少し伸ばして
簡単なアレンジを加えられるまでになりました。

疲れた時は、無理せず横になって休むようにしています。
子供たちには、あまり寝込んでいる姿を見せたくないのですが
親は不死身ではない、具合が悪くなることもあると
幼いなりに考え、理解しているのではないかと思います。

先日、部屋の片隅に
「しあわせだよ だいすき」って書いた
メモ用紙が落ちているのを見つけました。
ひらがなを覚えたばかりの娘の字で。

だいすき とか しあわせ とか、
素直に言える子に育ってくれているのが
私の幸せかな(笑)

抗ガン剤治療を受けていた頃、
化学療法室の主任看護師さんが
「私の母親も乳がんで、当時は抗ガン剤の
副作用を抑える薬が、今ほど開発されていなかったから
母親が(副作用で吐いた)自分の吐瀉物にまみれて、
死んだように横たわっているのを見て育ちました」と、話してくれました。

自分の親が死にそうになりながら
懸命に生きている姿を見たからこそ
その看護師さんは、化学療法室で日々
がん患者さんと向き合っているのかな…
なんて考えたら、
どんなに体が弱って、親らしいことをしてやれなくても
ただ存在しているだけで、親が子に与えられるものは、
きっとたくさんあるんだと思いました。

小さな子供がいる、がんのお母さん。
母親らしいことをしてやれなくても
髪の毛が生えてなくても、
子供たちはみんな、ママが大好きです。

新しい年が、皆さんにとって
希望に満ちた素晴らしい一年でありますように。

このブログを読んでくださって、
ありがとうございます。

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