『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

生見の鉄燈籠

2019年04月18日 | 廿日市関連



 


昨日紹介した厳島神社高舞台の擬宝珠を鋳造した廿日市鋳物師久枝綱家の鋳造作品が岩国市美和町にも残されている。
昭和59年(1984)頃には美和町生見の小堂の中に建立されており腐食が進んで朽ちかけている部分もあったが、その後修復されて現在は岩国市美和歴史民俗資料館に保管展示されている。竿部分に陽鋳銘文があったようであるが現在は腐食で判読できない。この銘文が江戸期の地誌に「・・・旹天文十五丙午八月吉日 廿日市之住 大工綱家」と記されており、廿日市鋳物師の久枝綱家が鋳造したことがわかるのである。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 厳島神社高舞台の擬宝珠 | トップ | 宇佐の鉄燈籠 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

廿日市関連」カテゴリの最新記事